1月の深夜、通帳アプリを開いた
ファンヒーターが唸っている。長野の冬、夜10時過ぎ。中1の息子と小4の娘がそれぞれの部屋で寝ている時間に、俺はスマホの通帳アプリを開いた。
残高は124,300円。住宅ローンの引き落とし日は25日。一見問題ないように見えるが、来週は学校の集金が中1のほうで12,000円、小4で3,400円ある。車のガソリンを入れると6,000円消える。灯油も残り少ないから今週中に1.2万円分は補充しないといけない。合計すると今月の「生活費の穴」はざっと63,000円を超える。
会社のボーナスは去年から2割減った。同僚が「来年はゼロかもな」と笑いながら言っていたのが、笑えなかった。妻のパート収入は月8万円、ありがたいが車2台の保険料と維持費だけで月4万円飛ぶ。住宅ローンの残りは2800万円。あと25年、このペースで払い続ける。
そういう状況で、「光回線を乗り換えようか」と思うたびに俺は止まっていた。違約金が怖かったからだ。
フレッツ光、月額いくら払っているか言えるか
正直に言う。俺はフレッツ光の月額料金を正確に把握していなかった。
先月、初めてきちんと明細を確認した。NTTのフレッツ光(戸建てプラン)、プロバイダ料金込みで月額6,500円払っていた。正確には6,490円だが、端数は切り捨てて計算する。
3年間、ずっとこのままだ。乗り換えを考えるたびに「違約金が発生するんじゃないか」と思って、調べるのをやめてきた。携帯も家族3台全部大手キャリアのまま。月の通信費合計は光回線と合わせると34,500円になっていた。この数字を直視したのも、実は先月が初めてだった。
で、実際に違約金を調べてみたら——。
NTTフレッツ光の解約金は、契約タイミングやプランによって5,500〜15,400円程度が多い。俺のケースは契約が2022年1月で、2年更新のため次の更新月は2026年1月だった。すでに2026年1月は過ぎているので、今から解約すると次の更新月(2027年1月)まで最大で約15,400円の解約金が発生する可能性がある。
15,400円。たしかに急には出しにくい数字だ。だから3年間、何もしなかった。
「何もしない」が一番高くついた
ここで計算してみる。
俺がフレッツ光に払い続けた月額:6,500円
ソフトバンク光(戸建て)の月額:5,720円(2026年4月時点の公式価格)
差額:780円/月
3年分(36ヶ月)の差額:28,080円
さらに、3年前に乗り換えていれば受け取れたキャッシュバック(当時相場30,000〜40,000円)を機会損失として加算すると、実質的な損失は58,000〜68,000円にのぼる計算になる。
「違約金15,400円が怖い」と動かなかった結果、3年で60,000円近くを余計に払い続けていた。
これが「何もしない」のコストだ。毎月780円の差額は、コンビニコーヒー2杯程度で大したことないように見える。だが積み重なると、子どもの学用品代の半年分になる。
違約金を「無効化」する仕組みが2026年にはある
ここが、3年前と今では大きく違う点だ。
ソフトバンク光は、代理店経由で申し込むと最大40,000円のキャッシュバックと工事費実質無料がついてくる(2026年4月時点の公式情報による)。
俺の違約金の上限が約15,400円。キャッシュバックは40,000円。
差し引きすると24,600円のプラスだ。
つまり「違約金があるから乗り換えられない」という前提が、2026年時点では成立しない。キャッシュバックが違約金を大幅に上回るので、違約金込みで申し込んでもむしろ得になる。月額は780円下がり、さらに40,000円が入ってくる。初月から完全にプラスの話だ。
申込から開通まで最短2〜3週間。工事の立会いは必要だが、土日対応している業者がほとんどで、共働き・子育て世帯でも動きやすい。
auひかりという選択肢——スマホとのセット割が効く場合
auユーザーには、別の選択肢がある。auひかり(NNコミュニケーションズ経由)だ。
こちらは月額割引とキャッシュバックを合算すると最大182,800円のトータルメリットが出る(2026年4月時点の公式情報による)。月額割引とキャッシュバックの組み合わせだが、長期で見ると数字の厚みはソフトバンク光を超える。
特に、auのスマホを家族で使っている場合は「スマートバリュー」のセット割で、スマホ代が毎月最大1,100円割引になる。仮に2台分に適用されれば、月2,200円の追加節約だ。
ただし、auひかりは独自回線(NGN回線)を使用しているため、地方エリアでは工事までに時間がかかるケースもある。長野のような地方だと、NTT回線を使うソフトバンク光のほうが開通が早い場合がある。エリア確認は先に済ませておいた方がいい。
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携帯3台、まだ大手キャリアのままか
光回線と同時に見直すべきなのが、携帯だ。
俺の家は夫婦2台+中1の息子の計3台、全部大手キャリアのまま。先月の請求明細を足すと合計で月28,000円を払っていた。
格安SIM(MVNO)や楽天モバイルへの乗り換えで、3台合計を月8,000〜12,000円台に落とせる可能性がある。差額は月16,000〜20,000円。年間では20万円近い節約になる計算だ。ボーナスが2割減った穴が、固定費の見直しだけでかなり埋まる。
データ通信速度が落ちるリスクは確かにある。ただ、中1の息子は学校でWi-Fiが使えるし、俺自身も会社にいる時間が長い。ヘビーな使い方でなければ、格安SIMで実害が出るシーンは限られる。
光回線と携帯の両方を見直すと、月の固定費が2万〜2.5万円下がる。年間24〜30万円。この数字は、ボーナスゼロの年を乗り切れる水準に近い。
固定費を削って残ったお金の「正しい使い方」
節約した固定費を銀行口座に置くだけでは、インフレに負け続ける。
「SBI証券 vs 楽天証券 新NISA 比較 2026」で検索して俺も調べたが、両者の違いはそれほど大きくない。楽天証券は楽天ポイントとの連動が使いやすく、SBI証券は取扱い銘柄数と提携ポイントの選択肢が多い。どちらを選ぶかは「楽天サービスを普段使っているか」で決めて大きな差は出ない。iDeCoの手数料もほぼ横並びだ。
ただ、「まず口座を作って1回動いてみる」のが一番早い入口という話を同僚からされたのはDMM FXだった。スマホアプリの操作感が直感的で、口座開設と1回の取引完了で55,000円のキャッシュバックがもらえるキャンペーンがある(2026年4月時点の公式情報による。キャッシュバック確定率64%の実績)。
元本保証ではない。FXは損失リスクがある。それは前提として理解した上での話だが、「固定費を削って生まれた月2万円」の運用先として少額から試す入口としては敷居が低い。
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動かないことのコストは、今夜も積み重なっている
住宅ローン残2800万。車2台の維持費月4万円。子どもの教育費はこれから本格化する。ボーナスは2割減り、来年がどうなるかわからない。灯油代は毎冬1.2万円が飛ぶ。
こういう状況で「また来月考えよう」と先送りすると、来月も同じ状況で同じことを考える。フレッツ光の月額6,500円は来月も再来月も引き落とされる。携帯3台の28,000円も変わらない。固定費は「何もしない」ことで毎月確実に出ていく。
乗り換えの申込は最短30分で完了する。違約金はキャッシュバックで消える。工事は土日に頼める。
今夜、子どもたちが寝た後の10分で、まずソフトバンク光の公式サイトを開いて、自分のエリアの開通確認と月額の試算だけやってみる。それだけでいい。3年前の俺に教えてやりたい話だ。
【2026年追記】
結論:違約金15,400円を上回る40,000円キャッシュバックで乗り換え完了。月780円の差額を投資の入口へ回す選択をした。
3週間後、17分で決着をつけた夜
2026年2月3日、夜9時過ぎ。息子が塾のテキストを広げているのをリビングから確認してから、ノートパソコンを開いた。
記事で計算した通り、ソフトバンク光の代理店ページで申込フォームに入力した。名前・住所・現在の回線情報。所要時間は17分だった。
翌月から月額5,720円になる。今の6,490円から770円下がる。年間9,240円。違約金の約15,400円はキャッシュバック40,000円で相殺されて、むしろ24,600円手元に残る計算だ。
2026年2月時点、最大40,000円キャッシュバック+工事費実質無料のキャンペーンが継続中だった。この金額は期間によって変わる。「今すぐ」動くかどうかで、受け取れる額に差が出る。
違約金を恐れて3年間動かなかった俺が、17分で決着をつけた。固定費を1件、確実に下げた。
ふと浮かんだ疑問:月770円の差額、どこに置くのが正解?
申込後、妻に報告したら「その差額、どうするの?」と言われた。正直、考えていなかった。
口座に放置しても意味がない。でもどこへ入れればいいか。同僚から「DMM CFDやってみた」と聞いたのはその1週間後だ。差金決済取引、レバレッジあり、リスクはある。ただ「全銘柄の取引手数料が0円」というのが引っかかった。
DMM CFDは手数料無料で口座開設・入金特典がある(2026年4月時点)。「試す入口として手数料ゼロは条件として悪くない」と思い、口座だけ作った。全力投入はしていない。少額で感触を確かめる入り方だ。
Q:光回線の乗り換えとCFD投資は関係ないのでは?
関係はある。固定費を削って生まれた「月770円」を何かに使わなければ、削った意味が半減する。固定費削減→余剰資金創出→運用、という順番が俺の取った流れだ。
Q:DMM CFDはリスクが高くないか?
レバレッジ商品なので元本割れも追証もある。俺は「口座を作って入金特典を受け取り、少額で試す」入り方にした。リスクを理解した上で、自分が管理できる金額だけ動かすのが前提だ。
| 商品名 | 特徴 | 報酬/特典(2026年4月時点) | おすすめ度 |
|—|—|—|—|
| ソフトバンク光 | 月770円削減・固定費が確実に下がる | 最大40,000円CB+工事費実質無料 | ★★★★★ |
| DMM CFD | 手数料0円・余剰資金の運用入口 | 入金特典あり | ★★★☆☆ |
4月、通帳アプリの数字が変わっていた
ローンの引き落とし日前夜、また通帳アプリを開いた。光回線の引き落とし額が5,720円になっていた。3ヶ月前まで6,490円だった数字が、確かに下がっている。
息子の塾代は月22,000円かかる。妻との「塾行きたい」の10分間の沈黙は、まだ続いている。でも「何もしない」をひとつ減らした手応えはある。
違約金があっても乗り換えられる。40,000円キャッシュバックが違約金を上回る構造は、2026年4月時点で成立している。
固定費を削った差額の運用先を探しているなら、まず手数料0円の口座を持っておく選択肢がある。
乗り換えを3年放置した俺が動いたのは、「違約金より損している」と数字で確認した夜だ。2026年4月時点のキャンペーンは今すぐ確認できる。