給料日の2日前
4月16日、木曜の夜11時すぎ。スマホで楽天ペイの残高を確認したら316円だった。財布を開けると千円札が2枚と小銭、合計2800円ちょっと。給料日は2日後の18日。
セブンイレブンで塩おにぎり128円とサントリーの天然水を買った。昼はカップ麺、夜は業務スーパーで買ってきた冷凍パスタ。これが4月後半の食事だった。
手取り18.2万円、家賃6.8万円のIT系子会社勤務、29歳。毎月こうなる。毎月「今月こそ」と思う。そして毎月、給料日の2日前には2000円台の世界にいる。
家計簿アプリのことは前から知っていた。マネーフォワード、Zaim、Moneytree。名前くらいは全部知っていた。全部試した。全部やめた。
これは、3回やめた俺が4回目でやっと「使えるもの」にするまでの話だ。
3回試して3回全部やめた
最初はマネーフォワードMEだった。2023年の春、ちょうど家賃が5,800円上がるタイミングで使い始めた。銀行口座を連携させると自動で収支が計算される。最初に画面を見たときは「これは続けられそうだ」と思った。実際、3週間は続いた。
やめた理由は「見たくない数字が出てくるから」だった。月の食費が29,400円。コンビニだけで9,800円使っていた。毎月の赤字が画面に数字で並ぶと、見るのが怖くなった。アプリを開くたびに「お前は駄目だ」と言われてる気がして、そのうちアイコンを押す指が止まった。
2回目はZaimだった。2024年の正月、「今年こそ家計を整える」と意気込んだ。今度は手入力型を試した。自動連携だと「記録してる実感」がないから、コンビニのレシートを毎回手で打ち込んだら家計と向き合える気がした。
2週間でやめた。手入力がめんどくさいというだけの理由だった。言い訳にもならない。
3回目はMoneytreeだった。2024年の秋、UIが綺麗だと評判で入れた。口座連携はできた。でも眺めてるだけで何も変わらないから、1ヶ月後には開かなくなった。
4回目、使い方を一つに絞った
2025年12月、もう一度マネーフォワードMEを入れた。4回目だ。
今回が違ったのは、アプリの使い方を一つだけに絞ったことだった。「固定費の一覧表」として使う。それだけ。
食費が高いとか、コンビニで使いすぎとか、そういう変動費の管理は一切やめた。変動費を管理しようとするから続かないんだと気づいた。128円のおにぎりをやめるのは精神的にきつい。でも光回線の乗り換えは一度やればずっと削れる。そこが違う。
マネーフォワードで固定費を全部並べてみたら、声が出た。
固定費の合計が毎月110,910円。手取り18.2万円から引くと、残り71,090円で食費・交通費・日用品・交際費・その他全部を賄っていた。毎月赤字になる理由がようやく数字で見えた。
スマホと光回線だけで月に削れた金額
固定費を並べたとき、真っ先に手をつけたのがスマホと光回線だった。この2つで月13,620円かかっていた。
スマホはdocomoで月8,340円。格安SIMに乗り換えれば月1,500円〜2,500円になることはうっすら知っていたが、「なんか面倒」でずっと放置していた。年間で計算したら68,880円の差がある。この数字を初めて画面で見たとき、「面倒」と言い続けてきた2年間が何だったのかと思った。
光回線はフレッツ光を5,280円で使っていた。調べていくなかで行き着いたのがソフトバンク光だった。
月額は現状維持かやや下がる水準で、代理店経由の乗り換えでキャッシュバック最大40,000円・工事費実質無料というのがポイントだった。俺みたいに「乗り換えの初期費用が怖くて動けない」タイプには、このまとまったキャッシュバックが刺さる。
キャッシュバック40,000円は、手取り18.2万円の俺にとって約2.2ヶ月分の「余剰」に相当する。それが一度の手続きで入ってくる。この4万円を使って、次の一手が打てる。
家計簿アプリを使って初めて通帳残高が増えた月
ソフトバンク光に乗り換え、スマホも格安SIMに移行してから2ヶ月後、通帳の残高が14万円になっていた。乗り換え前はずっと12万円のまま動かなかったから、実質2万円増えた計算だ。
たった2万円と思うかもしれない。でも俺には初めて「自分の操作で増やした2万円」だった。
ここで考えが少し変わった。削ることだけじゃなくて、増やす方向も見てみようかと。
銀行に12万円を預けていても年間で120円にもならない。利率0.1%以下の世界だ。
SBI証券と楽天証券でNISAを始めることも調べた。2026年時点でのSBI証券 vs 楽天証券のNISA比較では、手数料の差はどちらも積立NISAは無料で横並び、SBI証券はポイント還元や取扱銘柄数の多さで評価が高く、楽天証券は楽天ポイントとの連携や楽天経済圏ユーザーへの親和性が強みとされている。楽天証券 vs SBI証券どちらを選ぶかはポイントの使い方次第という結論が多く、俺みたいに楽天カードを持っていてポイントをたまに使う程度なら、手数料や銘柄の比較よりも「どちらでもいいからまず始める」が正解だと気づいた。
ただ、俺が目を向けたのはもう少し動きのある選択肢だった。行き着いたのがDMM FXだ。
FXと聞くと「全財産が溶ける」というイメージが先に来る。俺も最初そう思っていた。でも調べてみると、DMM FXには新規口座開設+1回の取引完了で現金のキャッシュバック報酬がある。2026年4月時点の公式情報によると、条件達成で最大55,000円のキャッシュバックが提示されている。
口座を開いてみて少額から仕組みを理解するという選択肢があることを知らなかった。「FX=全力投資」ではなく、まず仕組みを理解する入口として使う手がある。
投資は元本保証ではないし「必ず儲かる」ものでもない。ただ、120円の利息を年間で受け取りながら座っているよりも、仕組みを理解しようと動く行動のほうが意味があると思って、口座を開くだけ開いた。
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無料プランで十分な理由
家計簿アプリの無料プランと有料プランの違いでよく話題になるのが「口座連携の件数制限」と「広告の有無」だ。
マネーフォワードMEの場合、2026年時点では無料プランでも銀行口座の連携と固定費の確認は一通りできる。有料プランは月額500円前後で、連携できる口座数の上限が広がったり、グラフの表示機能が充実したりする。
ただ、俺の使い方に限っては無料プランで十分だった。固定費の一覧を確認するだけなら、1〜2口座の連携で事足りる。複数の証券口座や投資信託の残高を一括管理したい段階になれば有料プランが合理的だが、今は固定費を削ることだけに集中する段階だ。
家計簿アプリを入れた直後に有料プランに課金するのはやめたほうがいい。まず無料プランで固定費を全部並べて、「削れる余地があるか」だけ確認する。それだけで十分な情報が手に入る。
給料日2日前に2800円でいることの本当の意味
毎月2800円になるのは、意志が弱いからじゃなかった。固定費の構造がそうなっていただけだった。
スマホ8,340円・光回線5,280円・電力会社そのまま・サブスク未整理。この4項目で毎月の手取りのうち14,000円以上が「考えずに出ていく」状態になっていた。変動費(コンビニ・食費)をいくら我慢しても、固定費の構造が変わらなければ給料日前の残高は変わらない。
家計簿アプリを使って本当に変わったのは、支出の「記録」ではなく、固定費を「可視化して動ける状態にした」ことだった。
変動費の管理から始めると続かない。128円のおにぎりをやめることに集中するアプリの使い方では、3回やめて終わる。固定費の一覧表として使う、それだけに用途を絞る。そこを間違えなければ、無料プランで十分動ける。
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固定費を洗い出すだけなら、マネーフォワードMEの無料プランで今日から始められる。銀行口座を一つ連携して、固定費の合計だけ確認する。それだけでいい。
光回線・スマホの見直しに着手するなら、乗り換えキャッシュバック最大40,000円のソフトバンク光が今の選択肢として数字が出た。初期費用を心配して動けない人ほど、「最初にまとまって入ってくる」タイプのキャンペーンが有効に機能する。
少し先を見て運用も考え始めるなら、DMM FXの口座開設が今できる最も小さい行動だ。口座を開くだけなら5分、キャッシュバック条件の詳細は公式ページで確認できる。投資リスクの理解なしに動くことは勧めないが、仕組みを知るための入口として口座を持っておく選択肢は悪くない。
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