iDeCo放置=毎年55,200円を捨ててる話

年収430万円のSES勤務、31歳独身。新NISAは月1万円始めたのに、iDeCoをずっと後回しにしてた。節税額を計算したら年55,200円。SBI証券か楽天証券か、会社員の始め方を全部書く。


23時の給料明細と、430万円の虚しさ

月25日の夜23時、SESの現場から帰ってきて、スマホで口座残高を開いた。413,800円。家賃73,000円、光熱費13,500円、スマホ代7,500円、食費と交際費でまた5〜6万は消える。毎月ほぼ同じ数字の増減を眺めながら、ふと思った。年収430万円で、手元に積み上がるのがこれだけか、と。

残業は月30時間。副業の本は2冊買ったが1冊目の途中で止まっている。新NISAは2024年秋に楽天証券でつみたて投資枠を月1万円だけ設定して、それっきりだ。「とりあえず始めた」という安心感だけがある。

老後2000万円問題を最初に見たのは2年前。あの夜は本当に寝れなかった。朝4時に目が覚めて計算した。65歳まであと34年。2000万円÷34年=年58.8万円の積立が必要。今の自分には届かない数字だった。2回目も同じ夜が来た。

その後、iDeCoを調べ始めて、初めて気づいた。俺はただ「投資していない」だけじゃなく、毎年55,000円以上を余計に税金として払い続けていた。

「節税」ではなく「損失を止める」という考え方

iDeCoの本質は、資産運用の話ではない。今この瞬間、払わなくていい税金を止める仕組みだ。

年収430万円の会社員が所得税と住民税で引かれる税率は合計20%(所得税10%+住民税10%)。iDeCoの掛金は全額「所得控除」になる。つまり、掛金分だけ課税される所得が減る。

企業年金なしの会社員(SES勤務の俺がここに入る)が使えるiDeCoの上限は月23,000円(年間27.6万円)

計算すると:

| 項目 | 金額 |
|—|—|
| 年間掛金 | 276,000円 |
| 所得税の節税(×10%) | 27,600円 |
| 住民税の節税(×10%) | 27,600円 |
| 年間節税合計 | 55,200円 |

月換算すると4,600円。月23,000円積み立てているのに、税金が減る分の実質コストは月18,400円になる。

これを「やらない」を選ぶのは、毎年55,200円を積立もせず税務署に渡し続けることと同じだ。

SBI証券と楽天証券、iDeCoはどちらで開くか

会社員がiDeCo口座を開く先として、2026年の比較軸はSBI証券と楽天証券の2択になる。俺は両方調べた末にSBI証券を選んだ。理由を書く。

SBI証券のiDeCo(2026年時点)

  • 運営管理手数料:0円
  • 取扱銘柄数:37本
  • 主力銘柄:eMAXIS Slim米国株式(S&P500)、eMAXIS Slim全世界株式
  • 画面の見やすさ、積立変更のしやすさで一歩上
  • 楽天証券のiDeCo(2026年時点)

  • 運営管理手数料:0円
  • 取扱銘柄数:32本
  • 主力銘柄:楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド
  • 楽天経済圏を使い倒している人には親和性が高い
  • 「sbi証券 楽天証券 比較 2026」で調べると手数料はどちらも無料で差がない、という記事が多い。それは正しい。ただ、iDeCoに限って言うと取扱銘柄数でSBI証券が上回り、細かい設定変更の自由度も高い。

    新NISAを楽天証券で動かしている俺は、iDeCoはSBI証券で開いた。NISAとiDeCoを別の会社で管理することへの抵抗はあったが、実際に使ってみると全く問題ない。むしろ、同じeMAXIS Slim S&P500をNISAと比べながら運用できる利点がある。

    「楽天証券 メリット デメリット 2026」という検索をして楽天証券一本にしようとしている人は、iDeCoについては一度SBI証券の比較ページも見てほしい。手数料・銘柄・インターフェースのトータルスコアで、SBI証券がわずかに上だと感じた。

    会社員がiDeCoを始める4ステップ

    手続きは全部オンラインで完結する。口座開設の申込から運用開始まで、早くて2〜3カ月かかる点だけ覚えておく。

    ステップ1:企業年金の種類を確認する

    iDeCoの掛金上限は、勤務先の年金制度で変わる。

    | 状況 | 月の上限 |
    |—|—|
    | 企業年金なし(SES・中小企業等) | 23,000円 |
    | 企業型DC(確定拠出年金)あり | 20,000円 |
    | 確定給付型あり | 12,000円 |
    | 公務員 | 12,000円 |

    総務か人事に「企業年金の制度はありますか」と一言聞けば教えてもらえる。

    ステップ2:SBI証券または楽天証券でiDeCo口座を申込む

    公式サイトから申込フォームを入力。氏名・住所・基礎年金番号(マイナンバーカードか年金手帳に記載)を用意しておく。入力自体は15分で終わる。

    ステップ3:「事業主証明書」を会社の総務に依頼する

    会社員特有のステップ。「iDeCoの事業主証明書が欲しい」と総務に伝えるだけでいい。書式は金融機関のサイトからダウンロードして渡せばOKで、手間は30分もかからない。

    ステップ4:掛金額と運用商品を選ぶ

    俺は月23,000円、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)に100%。迷わないことが一番大事。

    つみたてNISAとiDeCoを両方走らせる意味

    「NISAがあればiDeCoはいらない」と最初は思っていた。違う。

    | 制度 | 節税のタイミング | 引き出し制限 |
    |—|—|—|
    | 新NISA | 運用益・売却益が非課税 | いつでも可 |
    | iDeCo | 積立時点で所得控除+運用益非課税 | 原則60歳まで不可 |

    NISAは「将来の利益に税金がかからない」制度。iDeCoは「今すぐ手取りが増える」制度。この違いは決定的だ。

    月1万円のつみたてNISAを34年続けると(利回り5%複利で)約960万円。2000万円に届かない。iDeCoを月23,000円追加すると、同じ条件で約2,200万円。合計で3,000万円を超える。数字の話だけじゃなく、iDeCoの節税55,200円が毎年手元に残るという現実が大きい。

    60歳まで引き出せないのはデメリットだ。でも俺は老後資金として「絶対に手をつけない」部分をiDeCoに固定することで、逆に安心感が生まれた。

    DMM FXを「副業の最初の一手」として試した理由

    iDeCoを動かし始めた3カ月後、副業を探していた。フリーランスのエンジニア案件、アフィリエイト、ライター。どれも「軌道に乗るまで時間がかかる」し、SESの月30時間残業の後では体力が持たない。

    そんな中でDMM FXの口座開設キャンペーンを知った。新規口座開設+1回の取引条件を達成すると、最大55,000円のキャッシュバックが受け取れる(2026年4月時点の公式情報による)。

    俺は5万円だけ入金して、スプレッドの狭いドル/円で1ロット(1万通貨)を約定させた。FXは損失リスクがある。レバレッジで元本を超える損失が発生する可能性もある。それを理解した上で、キャッシュバック条件だけを目的に、最小リスクで動いた。

    iDeCoの節税55,200円+DMM FXのキャッシュバック55,000円。合計110,200円。投資の「利益」を求めるより先に、「確実に受け取れるもの」から取りに行く。これが副業ゼロ・貯金普通の会社員にとって現実的な最初の一手だった。

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    DMM CFDで「手数料0円」の仕組みを知った

    DMM FXと同時期に調べたのがDMM CFDだ。全銘柄取引手数料0円で、金・原油・日経平均など複数の資産クラスにアクセスできる。入金特典もある。

    俺が関心を持ったのは「金(ゴールド)のCFD」だ。インフレが続く中で金を持ちたかったが、現物は保管が面倒、金ETFは売買手数料がかかる。CFDなら手数料ゼロで少額から保有できる。レバレッジ商品なので損失リスクは当然あるが、FXよりポジションの管理がしやすい面もある。

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    固定費を削りながら投資の余力を作る

    iDeCoの月23,000円を捻出するために、固定費を見直した。スマホ代は格安SIMへ変更で月3,000円削減。光回線はソフトバンク光への乗り換えで月額が下がり、最大40,000円のキャッシュバックが使える(2026年4月時点の公式情報による)。工事費も実質無料になるキャンペーンが続いている。

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    スマホ・光回線で月5,000円削れれば、iDeCoの掛金23,000円の実質負担は節税分4,600円と合わせて月13,400円まで下がる。投資余力は「収入を増やす」だけでなく「固定費を止める」ことでも作れる。

    2026年、31歳が今すぐ動くべき順番

    親は62歳と59歳になった。老後に仕送りが必要になる可能性を考えると、今の自分が動ける時間は思ったより短い。

    だから、順番を決めた。

    1. iDeCoの口座開設(SBI証券):まず事業主証明書の手順を確認。フォーム入力は15分。
    2. 固定費の見直し(光回線・スマホ):月5,000円削って投資原資を作る。
    3. DMM FXの口座開設キャッシュバックを取りにいく:リスクを理解した最小取引で条件達成。

    iDeCoを始めれば節税55,200円が毎年手元に残る。NISAと両立すれば34年後の資産は2倍以上変わる。「老後2000万円が足りない」という不安は、動き始めれば数字に変わる。数字になれば、対処できる。

    SBI証券のiDeCoページを開いて、「事業主証明書 もらい方」を検索することが最初の一手だ。

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    ※FX・CFDはリスクを伴う取引です。元本保証はなく、レバレッジにより損失が投資元本を超える可能性があります。取引を始める前に必ず公式サイトのリスク説明を確認してください。

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