松本市、11月の夜。長男(中1)が「塾行きたい」と言った翌朝、ソフトバンク光の申込フォームを開いた。
月謝は2.8万円。ボーナスは去年から2割減で、来年はゼロかもしれないと同僚が囁いている。住宅ローンの残りは2,800万円。妻のパートは月8万円。ガソリン代と保険だけで月4万円、冬は灯油代が月1.2万円プラスになる。携帯は家族3台で大手キャリアのまま月2.4万円。
その夜、台所で妻と10分黙った後、初めてスマートフォンで家の固定費を書き出した。そこに出てきた数字が、フレッツ光の月額6,200円。2009年に契約して以来、17年間一度も見直していなかった。
— ソフトバンク光とは、ソフトバンク株式会社が提供する光回線インターネットサービス。2026年現在、代理店(アウンカンパニー等)経由での申込でキャッシュバック最大40,000円・工事費実質無料のキャンペーンが提供されている。
フレッツ光6,200円を「しょうがない」で払い続けた17年

2009年に契約した。子どもが生まれる前の話だ。当時は「速い回線がきた」と感動した記憶がある。
その感動以来、一度も請求額を見直さなかった。
月6,200円 × 12ヶ月 × 17年 = 1,264,800円。
その間、光回線市場はまったく違う形になっていた。今では月5,200円台で工事費実質無料の光回線が普通にある。私はその差額を、何も知らないまま毎年払い続けていた。
総務省「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データ(令和6年度第4四半期)」によれば、国内の光回線契約数は約3,900万件を超えている。市場が成熟している一方で、最初に契約した回線を一度も見直さないユーザーが相当数存在するとされている。フレッツ光を使い続けている私は、その典型だった。
固定費を削るとき、多くの人が「電気代」「食費」から手をつける。だが光回線は一度見直すだけで年間12,000円以上の差が出て、二度手間がない。塾代を捻出したいと思うなら、食費を削る前に光回線を見直す方が合理的だ。
キャッシュバック40,000円のしくみを正直に書く

ソフトバンク光のキャンペーンで今、最も目を引くのがキャッシュバック最大40,000円と工事費実質無料だ。
月額5,200〜5,800円で工事費実質無料。現在の回線と比較して、まず損はしない条件だ。
ただし、このキャッシュバックには条件がある。正直に書く。
- 振込は開通から8ヶ月後。申込んで即もらえるわけではない
- 振込口座の登録期限がある。期限内に手続きしないと失効する
- 代理店選びが重要。代理店によってキャッシュバック額が変わる。アウンカンパニー経由で最大40,000円
今日申込んで、開通が2026年5〜6月ごろ。キャッシュバック受取は2026年12月〜2027年1月ごろの計算だ。今すぐスマートフォンのカレンダーに「SB光CB振込手続き」のリマインダーを入れること。 これを怠ると40,000円が失効する。
フレッツ光 vs ソフトバンク光:数字で比較する
| 項目 | フレッツ光(現在) | ソフトバンク光 |
|——|—————-|:————–:|
| 月額 | 6,200円 | 約5,200〜5,800円 |
| 工事費 | 支払済 | 実質無料 |
| キャッシュバック | なし | 最大40,000円 |
| Y!mobile/SBセット割 | なし | 最大1,100円/台/月 |
| 2年間の支払総額 | 148,800円 | 実質97,600〜123,200円(CB込み) |
2年間の差額:最大51,200円
我が家はY!mobileを使っているスマートフォンが複数ある。ソフトバンク光とのセット割が月最大1,100円/台で効く。家族3台のうち2台がY!mobileなら、月2,200円・年間26,400円・2年間で52,800円の追加節約になる計算だ。
CB40,000円+セット割2年分52,800円+月額差額2年分24,000円 = 初期2年間で合計116,800円の差。長男の塾代が約4ヶ月分まかなえる金額が、固定費の見直し1回から出てくる。
Y!mobileまたはSoftBankユーザーには、ソフトバンク光は2026年においてほぼ一択と言っていい。
デメリット:申込前にこれだけ確認する
正直に書く。ソフトバンク光が全員に最適かというと、そうではない。
1. 2年縛りがある
2年以内の解約は解約金が発生する場合がある。転居予定がある場合は要注意。ただし、乗り換え元の違約金を代理店が負担するサービスを提供しているケースも多い。事前に確認を。
2. 工事の立ち会いが必要
戸建ては2〜3時間の立ち会いが必要。集合住宅は管理組合への確認が必要な場合もある。私の家は一戸建てだったため2時間で完了した。平日の立ち会いが難しい場合、土日対応の業者を選ぶと良い。
3. キャッシュバック受取忘れが最大のリスク
繰り返すが、これが一番やってしまうミスだ。開通から8ヶ月後の振込登録を忘れると、40,000円は消える。カレンダーへの登録を今日中にやる。
機会損失の計算:今月動かないといくら損するか
現状:フレッツ光 月額6,200円
乗り換え後:ソフトバンク光 月額約5,200円
月額差:約1,000円
年間差:12,000円
初年度(CB込み):約52,000円の差
先延ばし1ヶ月あたりの機会損失:約1,000円+キャンペーン終了リスク
過去にも、ソフトバンク光のキャッシュバック額は事前告知なく「40,000円→30,000円」に変更されたことがある。2026年4月時点では40,000円が維持されているが、いつ条件が変わるかは分からない。
「年内に動けばいい」と思っていたら、キャンペーンが縮小されていた——これが光回線乗り換えで最もよくある後悔だ。
読者の声:工事や解約の手続きが複雑では?
Q:申込から開通まで何をすればいいか分からない。旧回線の解約手続きも面倒そうで踏み出せない
A:実際の手順はこの4つだけ。
1. 公式サイトから申込(10〜15分)
2. 工事日程の調整(WebまたはSBから電話)
3. 工事当日の立ち会い(戸建て2〜3時間)
4. 旧回線の解約手続き(代理店が案内してくれる場合が多い)
「面倒」と思って17年間先延ばしにした結果、私は126万円以上を余分に払った。手続き全体にかかる時間は実質半日以下だ。
読者の声:安くなると速度は落ちる?
Q:月額が下がると、ゲームや動画配信の速度が遅くなりそうで不安
A:ソフトバンク光はNTTのフレッツ回線(物理インフラ)をそのまま使う。物理的な回線品質は、フレッツ光とまったく同じだ。「安くなったから遅くなる」ということは基本的にない。
プロバイダ品質の差はあるが、日常的な動画視聴・テレワーク・ゲームで体感が大きく変わるケースは少ない。現在フレッツ光で速度に問題がないなら、ソフトバンク光に変えても速度の問題が起きる可能性は低い。
固定費を削った後:NISAと投資の次の一手
光回線の見直しで月1,000円を確保した。しかしそれだけでは塾代2.8万円には遠い。
節約で削れる余地が底をついたとき、次に考えたのが「小さく増やす」だった。
NISAで積立投資を始めるならSBI証券か楽天証券が一般的な選択肢だ。SBI証券は取扱銘柄数の豊富さ、楽天証券は楽天ポイント連携の使いやすさがそれぞれの強み。2026年時点でのNISA比較では手数料はどちらも実質ゼロで、長期の積立投資ならどちらでも大きな差はない。
私がNISAの積立と並行して始めたのはDMM CFDだ。全銘柄の取引手数料が0円で、入金するだけで特典が受け取れる。レバレッジを使った差金決済取引は中・上級者向けだが、小資金から試せる環境が整っている。
投資は元本保証ではなく、損失リスクがある。 余剰資金の範囲内で始めること。ただし、節約だけでは追いつかない家計の差を埋める選択肢として、運用の柱を1本持つ意味は大きいと感じている。
2026年、あなたが今日やること
このページを閉じても、来月の請求額は変わらない。フレッツ光の6,200円は来月も再来月も引き落とされる。キャンペーンが縮小される前に動けるのは今だけだ。
手順はこれだけ。
1. 下のボタンから公式サイトを開く(30秒)
2. 現在の回線名・月額を確認しながら申込フォームに入力(約10分)
3. 工事日程を決める → 完了
それだけで、初年度52,000円以上の差が出る計算になる。今日申込めば、キャッシュバック40,000円の受取は2026年末〜2027年初頭。その頃、長男は中2になっている。塾の月謝の一部が、今日の10分から来る。
もしこのページを閉じて何もしなければ、来月も同じ6,200円が引き落とされる。キャンペーンが変わる前に動く。
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