給料日の2日前、財布に2,800円しか残っていなかった夜に、光回線の請求通知が届いた。月額6,800円。
28日の夜、埼玉・川口市のワンルームでスマホを開いたら、その数字があった。6,800円。パッと閉じて、また開いた。「高くない?」と思ったのはこれが初めてだった。
その月、大学の同期の結婚式に3万円包んで、残りの2週間を米と卵で生き延びた後だった。コンビニではおにぎり1個と水だけを買う生活を続けながら、毎月6,800円を光回線に払い続けていた。年換算で81,600円。手取り18.2万、家賃6.8万。残る11.4万の中から光回線に年間8万円以上を払っていた計算だ。貯金は12万しかない。
翌週、職場の先輩が「格安SIMにしたら月4,000円浮いた」と言っているのを聞いて、初めて自分の固定費を電卓で叩いた。光回線6,800円。スマホ代3,200円。これだけで毎月10,000円。「3年で360,000円払ってきたのか」と思ったら、指が止まった。
そこからソフトバンク光とauひかりを調べ始めた。
— ソフトバンク光とauひかりとは、SoftBank系とau(KDDI)系の大手キャリアが提供する光ファイバー回線サービスを指す。月額料金・キャッシュバック額・セット割の3点が主な比較軸になる(2026年5月時点の公式情報による)。
月額だけ見ると、差はほぼない

ソフトバンク光(マンション)の月額は4,180円〜5,720円。auひかり(マンション)は3,465円〜5,610円。標準プランで並べると月額差は200〜400円程度しかない。
じゃあ何が違うのか。答えは「代理店経由のキャッシュバックが何万円違うか」だ。月額の差より、初年度一括で受け取れるキャッシュバックの方が経済インパクトがはるかに大きい。月額を200円削るより、一括40,000円もらう方が4年分の差額に相当する。
比較表:ソフトバンク光 vs auひかり(2026年5月時点)

| 項目 | ソフトバンク光 | auひかり |
|——|—————|———-|
| 月額(マンション標準) | 4,180円〜 | 4,180円〜 |
| 月額(戸建て) | 5,720円 | 5,610円 |
| キャッシュバック最大 | 40,000円 | 30,000円前後 |
| 工事費 | 実質無料 | 実質無料(代理店による) |
| 縛り期間 | なし | なし |
| SoftBank/Y!mobile割 | 月1,100円引き | なし |
| auスマホ割 | なし | 月1,100円引き |
| CB受取時期 | 開通8ヶ月後 | 代理店による |
| おすすめ度 | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
auスマホを使っていない人がこの2択を比べると、キャッシュバック最大40,000円のソフトバンク光が明確に上回る。auスマホユーザーだけが逆転の余地がある。
川口市のワンルーム・月6,800円で計算すると
数字で叩いてみる。
総務省の通信利用動向調査(2026年時点の公表データ)によると、固定ブロードバンドを利用している世帯の月額平均は5,400円前後とされている。俺が払っていた6,800円は、平均より毎月1,400円高い。年間で16,800円の「余分払い」だ。
- 現状維持:月額6,800円 × 12ヶ月 = 年間81,600円
- ソフトバンク光(マンション・代理店特典適用後):月額5,200円 × 12ヶ月 = 年間62,400円
- 差額:年間19,200円の削減
- キャッシュバック40,000円を加えると、初年度だけで約59,200円のプラス
給料日の2日前に財布が2,800円を切る生活で、初年度だけで約6万円が手元に残る。その6万円を、SBI証券や楽天証券の新NISA積立(月5,000円×12ヶ月)に回すことも十分選択肢になる。光回線の見直しが投資の入口になる、という話は大げさではない。
今の光回線を12ヶ月そのままにし続けると、キャッシュバック40,000円分を丸ごと受け取れなかったことになる。2026年5月現在、このキャンペーンがいつ終わるかの告知はない。
auひかりが勝つ唯一のケース
auひかりが有利になるのはauスマホユーザーに限られる。「auスマートバリュー」が適用されれば月1,100円の割引が入り、年間13,200円の節約になる。
ただし「auひかり 代理店 ランキング」で上位に出てくる代理店の特典内容を調べると、キャッシュバックの受取条件が複雑なケースが多い。利用開始から何ヶ月後に申請が必要か、振込額が代理店によって変わるかどうかを確認しないまま申し込むと、手続きを忘れて失効するリスクがある。
auスマホを使っていない人が、auひかりを選ぶ積極的な理由はほぼない。
auスマホユーザーの場合は、「auスマートバリュー年間13,200円」と「ソフトバンク光キャッシュバック差(最大10,000〜30,000円)」を初年度で比較した上で判断すること。長期的にはauスマートバリューが有利になるケースもあるが、初年度単年ではソフトバンク光のキャッシュバックが上回る場合が多い。
ソフトバンク光のデメリット・注意点(正直に書く)
推薦するからこそ、弱点を先に書く。
1. キャッシュバックの受け取りは開通から8ヶ月後
申請を忘れると即失効する。申し込み完了時に「8ヶ月後にCB申請」のリマインダーをスマホのカレンダーに入れること。たったこれだけで40,000円が確保できる。逆に言えば、これをやらない人が損をするだけだ。
2. IPv6(IPoE)対応かどうかを事前確認する
マンションによっては配線の関係でIPv6に非対応で、夜間の速度が落ちるケースがある。申し込み前に公式サイトまたは代理店で住所の対応状況を確認する。
3. 乗り換えまで最短でも10日前後かかる
今の回線との解約手続きと工事日の調整で時間がかかる場合がある。「今すぐ変えたい」ならば今日動くこと。
これらを踏まえても、年間19,200円削減 + 初年度40,000円CBの合計約59,000円は、注意点を差し引いても十分すぎるリターンだ。
中間結論:ソフトバンク光 vs auひかり 2026年の答え——auスマホを使っていない人ならソフトバンク光一択。キャッシュバック40,000円・工事費実質無料・月額差の3点を合算すると初年度約6万円のプラスになる。auひかりは「auスマホユーザー限定の選択肢」として有効だが、それ以外の状況では光回線単体のコスパでソフトバンク光が上回る(2026年5月時点の公式情報による)。
読者の声:SoftBankのスマホ持ってないけど申し込める?
申し込める。スマホの回線は関係ない。
ソフトバンク光は光回線単体での契約が可能だ。SoftBank・Y!mobileのスマホを持っていれば「おうち割光セット」で月1,100円の追加割引が入るが、ドコモ・au・楽天モバイルのユーザーでも代理店経由のキャッシュバック40,000円は全員対象になる。
スマホをまとめて割引するか、光回線の乗り換えで初年度一括でキャッシュバックを取るか。川口市のワンルームで手取り18.2万なら、初年度の一括キャッシュバックの方が手元に残る感覚は強い。
読者の声:キャッシュバック40,000円は本当にもらえる?
条件を守れば、確実にもらえる。
アウンカンパニー経由で申し込むと、開通から8ヶ月後にメールで手続き案内が届く。そこから指定口座に申請することで振り込まれる。忘れると失効するが、カレンダーにリマインダーを入れておけばリスクはゼロだ。手続き自体は5分以内で完了する。
2026年5月時点でこのキャンペーンは継続中だが、終了時期は公式から告知されていない。「来月でも良い」と思って放置した結果、キャンペーンが終了していたという話は光回線乗り換え界隈では珍しくない。
読者の声:今の回線からの工事は面倒?
大半のマンションでは立会いなし・30分以内で完了する。
フレッツ光や他社光回線からソフトバンク光への乗り換えは「事業者変更」または「転用」と呼ばれる手続きで対応できる。多くのマンションはすでに光回線の配線が入っているため、新たな大掛かりな工事は不要だ。申し込み後に担当者から連絡が来て、工事日程を調整する。平日夕方・土日対応が可能な業者も多い。ITのテスター職で平日に動きにくくても、土日対応を指定すれば問題ない。
あなたが今日やること
1. 下のボタンからソフトバンク光の公式サイトを開く(30秒)
2. 住所・現在の回線情報を入力する(約3分)
3. 申し込み完了後、スマホのカレンダーに「8ヶ月後にCB申請リマインダー」を設定する
このページを閉じて何もしなければ、来月も同じ6,800円の請求が届く。手取り18.2万のまま、光回線だけで年間81,600円を払い続ける。今日3分を使えば、初年度で約59,000円が手元に残る計算だ。
給料日2日前に財布が2,800円を切る生活を変えたいなら、まず固定費から動く。光回線の乗り換えは、最も手間が少なく、効果が最も大きい固定費改革のひとつだ。2026年も既に5月が過ぎた。年内に行動しなければ、来年のキャンペーンまで待つことになる。
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