深夜11時半、松本の台所。ドコモ3台で月2万4千円、フレッツ光が月6,200円。合わせて月3万円が、毎月ただ消えていく。工事費実質無料でキャッシュバック最大4万円——最初に開いたのは、この特典ページだった。
住宅ローンの残りは2800万。ボーナスは去年から2割減って、来年はゼロかもしれないと同僚が囁いている。それでも中1の長男は「塾行きたい」と言った。妻とは、あの夜10分黙った。行かせたい。でも月謝2.8万が、どこから出るのか分からなかった。
— Y!mobile 乗り換え キャンペーンとは、ソフトバンクのサブブランド「ワイモバイル」へ他社から番号そのまま(MNP)で移る際に適用される、PayPayポイント還元・事務手数料無料などの特典を指す。2026年時点で、大手キャリアからの乗り換え組が最も得をする設計になっている。
月2万4千円の内訳を、初めて紙に書き出した夜

家族3台、全員ドコモ。長男が中学に上がってスマホを持たせたのが去年。妻と自分の2台に、子の1台が加わって、明細は月2万4千円になっていた。「固定費を見直せ」と雑誌で読んだが、何から手をつければいいか分からなかった。だから、まず紙に書いた。
- 自分:ドコモ 無制限プラン 月7,800円
- 妻:ドコモ 月6,200円(実際は月2GBしか使っていない)
- 長男:ドコモ 月5,400円(家のWi-Fiでしか動画を見ない)
- 合計:月19,400円 → オプション込みで請求は月2万4千円
書き出して分かったのは、妻も長男も、外でギガをほとんど使っていないという事実だった。家にいる時間が長い家族に、無制限プランは要らなかった。
ここで効いてくるのが、光回線とのセット割だ。ソフトバンク光を引いて、家族をY!mobileに揃えると、1台あたり最大1,650円が毎月引かれる。3台なら月4,950円。しかも光回線側は工事費実質無料でキャッシュバック最大4万円。まず光から動いた方が、乗り換え全体の得が大きくなる。
Y!mobile vs 大手キャリア vs 「とりあえず楽天」の通説を壊す

世間では「安さなら楽天かpovo」と言われる。だが我が家のように家族3台・自宅Wi-Fiあり・家族間通話が多い世帯では、話が変わる。単身で使い倒す人と、家族で固定費を削りたい人は、最適解が違うのだ。
ここで一度、結論を先に置く。フレッツ+大手キャリア3台のままなら年間約36万円。ソフトバンク光+Y!mobile 3台のセット割に切り替えると、我が家の試算で年間の通信費は約22万円まで下がった。差は年14万円。長男の塾代(年約34万)の4割が、固定費の付け替えだけで出てきた。理由は次の3つに分解できる。①セット割が3台に効く、②家族が本来使っていないギガ分の払い過ぎが消える、③光の初年度キャッシュバック4万円が丸ごと乗る。
| 商品名 | 特徴 | 報酬/特典 | おすすめ度 |
|—|—|—|—|
| ソフトバンク光 | 工事費実質無料・Y!mobileセット割で家族1台ごと最大1,650円引き | 最大40,000円キャッシュバック | ★★★★★ |
| ドコモ光+大手3台(現状維持) | 変える手間はゼロ | なし(払い続けるだけ) | ★☆☆☆☆ |
| 楽天モバイル単体 | 単身・データ使い倒し向き | 端末セール中心 | ★★★☆☆ |
| DMM CFD | 浮いた固定費を、少額から動かしたい人向け・取引手数料0円 | 手数料0円+入金特典 | ★★★☆☆(余裕資金がある人だけ) |
この中で、住宅ローンを抱えて家族の固定費を削りたい世帯には、ソフトバンク光+Y!mobileのセット割が最適。変える手間の見返りが、年14万円という具体的な金額で返ってくるからだ。まず光の申込ページで、自分の住所が対象エリアか30秒で確認するところから始めた。
「キャッシュバック4万円」の裏側——正直に言う注意点
信頼できる話には、必ず裏がある。乗り換える前に、自分が引っかかりかけた注意点を正直に書いておく。
キャッシュバックは、開通したその月に振り込まれるわけではない。代理店経由の特典は、開通から数ヶ月後に登録したメールアドレス宛に「振込先を入力してください」という案内が届く方式が多い。ここで手続きを忘れると、4万円がまるごと失効する。光回線の「キャッシュバック難民」が生まれる最大の原因がこれだ。申込んだ日に、スマホのカレンダーへ「◯月◯日 CB手続き」とリマインダーを必ず入れておくこと。これだけで4万円が守れる。
もう一つ。Y!mobileの家族セット割は、契約者の家族関係の確認書類が要る場合がある。長男は未成年なので、親権者名義での契約になった。乗り換え前に、現在のキャリアの解約金・端末残債も確認しておく。我が家は端末の残債が長男の分に1万円ほど残っていたが、削減額の月1.2万を考えれば1ヶ月で回収できる金額だった。
機会損失の計算——このページを閉じると、月いくら消えるか
数字で突きつける。フレッツ月6,200円+大手3台月2万4千円=月30,200円。年間362,400円。これを払い続けている。
一方、ソフトバンク光(月5,720円)+Y!mobile3台(セット割適用後、家族分合わせて月約1万1千円)=月約16,720円。年間200,640円。差額は月13,480円、年間で約16万円。ここに初年度キャッシュバック4万円が乗ると、乗り換え1年目だけで約20万円のプラスになる。
さらに残酷なのは時間だ。このまま5年間、月30,200円を払い続ければ約181万円。切り替えた場合との差は、5年で約80万円。それは、長男を中学から高校まで塾に通わせられる金額だ。「変えるのが面倒」の代償が、これだ。
浮いた月1万3千円を、どうするか
固定費を削ったあと、私は最初の半年は全額を貯金に回した。ボーナスゼロの年に備えるためだ。だが妻に「増やす方法も少しは知っておかないと、老後がこわい」と言われて、余裕資金のごく一部だけを勉強がてら動かし始めた。
そこで触れたのがDMM CFDだ。全銘柄の取引手数料が0円で、少額から金や株価指数の値動きを取引できる。ただし、これはレバレッジを使う差金決済取引で、値動きによっては損失が出る。必ず儲かるものでも、元本が保証されるものでもない。だから私は「なくなっても家計に響かない金額」だけと決めている。固定費で浮いた分をいきなり全部投じるのは論外だ。まずは仕組みを知るために口座を開き、入金特典を受け取るところから始めた。
💰 手数料0円+入金特典。余裕資金の範囲で、まず知ることから。
固定費の削減が「守り」なら、これは完全に「攻め」で、順番を間違えてはいけない。守りを固めてから、余った分でだけ攻める。この順番だけは崩さなかった。
読者の声:本当に手続きは面倒じゃない?
回答:光の申込はスマホで3分。番号そのままの乗り換え(MNP)は、今のキャリアで発行する番号を入れるだけ。私はドコモのアプリでMNP予約番号を取り、Y!mobileのオンライン申込に貼り付けた。店舗に行く必要すらなかった。開通までのタイムラグは数日、その間も今の電話番号はそのまま使える。
読者の声:家族が「今のままでいい」と言ったら?
回答:明細を紙に書き出して見せると、たいてい黙る。妻は「無制限プランで月6,200円払って、実際は月2GB」という事実を見て、その場で乗り換えに同意した。感情ではなく、月いくら・年いくらの数字で話すのが一番効く。
読者の声:キャンペーンはいつまで?
回答:2026年時点の公式情報によれば実施中だが、キャッシュバック額や条件は予告なく変わる。総務省が公表しているモバイル市場の分析(2026年時点)でも、通信費は家計の固定費の中で見直し効果が最も出やすい項目のひとつとされている。特典が厚い今のうちに動くのが、素直に得だ。このキャンペーンが、いつ縮小されるかは誰にも分からない。
あなたが今日やること
特別なことはしなくていい。今夜、これだけやれば固定費は動き出す。
1. 今のスマホと光回線の明細を、家族分すべて紙に書き出す(10分)
2. 下のボタンから公式サイトを開き、自宅がソフトバンク光の対象エリアか確認する(30秒)
3. 申込フォームに必要事項を入力し、スマホのカレンダーに「キャッシュバック手続き日」のリマインダーを入れる(3分)
4. 完了 → 開通後、Y!mobileへ番号そのまま乗り換え、セット割を適用する
もしこのページを閉じて何もしなければ、来月もその次の月も、月3万円の請求が同じように届く。5年で約80万円——長男を塾に通わせられたはずのお金が、ただ消えていく。今夜、明細を1枚書き出すだけ。それが、松本の台所で妻と黙り込んだあの夜を、二度と繰り返さないための最初の一手だった。
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