去年の冬、中1の長男が「塾に行きたい」と言った夜に、ソフトバンク光への乗り換えを申し込んだ。
きっかけはあの台所の10分だ。月謝2.8万円をどこから出すか、妻と黙ったまま向かい合った。行かせてやりたい。でも「どこから」が見つからなかった。
— ソフトバンク光とは、ソフトバンク株式会社が提供する光ファイバーインターネットサービスで、代理店経由の申し込みによりキャッシュバック最大40,000円・工事費実質無料の特典が受けられる。
そこから固定費を全部書き出した。住宅ローン残2,800万円、月々8.4万円の返済。車2台のガソリン代と任意保険で月4万円。冬場は灯油代が月1.2万円乗る。妻のパート収入8万円は食費と光熱費に吸われる。携帯は家族3台で大手キャリア、合わせて月2.4万円。そして光回線、NTTフレッツのまま月6,200円。
「手をつけるなら、ここだ」と思った。
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フレッツ光のまま、7年間で払い続けた金額

フレッツ光を契約したのは松本市の家に越した2019年だ。工事の人が来て、ルーターを置いて、「開通しました」で終わった。以来7年、月6,200円を自動引き落としで払い続けた。
7年分の計算をした。6,200円×84ヶ月=521,400円。
比較も検討もしなかった。「繋がってるからいいか」が毎回勝った。でも「繋がっている」と「最適な状態で使っている」は別の話だ。
乗り換えを先延ばしにする理由として「違約金がかかる」「手続きが面倒」「今使えているから」の3つをよく聞く。自分が実際に思っていたことと一字一句変わらない。だが計算してみると、どれも「だから乗り換えない」根拠にはならなかった。
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ソフトバンク光への乗り換え、実際の手順と費用

申し込みはスマートフォンから行った。代理店のアウンカンパニー経由で申し込むと、2026年時点の公式情報としてキャッシュバック最大40,000円+工事費実質無料の特典が付く。
手順はこの4ステップだった。
1. 代理店ページにアクセスし、現在の回線(フレッツ光)と住所を入力
2. 月額プランを選択(戸建ての場合は月6,160円)
3. 工事日を希望日で指定(申し込みから約2週間後に設定できた)
4. 完了メールを受信 → 工事当日に技術者が来て開通
工事当日はルーターの設定まで技術者がやってくれた。所要時間は40分。ネットが使えない時間帯があったが、スマホのLTEでカバーした。
月額は6,160円(戸建て)/ 5,720円(マンション)。フレッツ光との差は戸建てで月40円。月額だけ見れば誤差に近い。
だがキャッシュバック40,000円がある。これが全部を変える。
月額の差40円×12ヶ月=480円。そこにキャッシュバック40,000円を加えると、初年度だけで約40,480円のプラス。長男の塾月謝2.8万円を1.4ヶ月分、丸ごとカバーできる計算だ。
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光回線3択を並べた比較表
乗り換えを検討した際、実際に3つの選択肢を並べて比べた。
| 回線名 | 月額(戸建て) | キャッシュバック | 工事費 | おすすめ度 |
|—|—|—|—|—|
| ソフトバンク光 | 6,160円 | 最大40,000円 | 実質無料 | ★★★★★ |
| NTTフレッツ光(現状維持) | 6,200円 | なし | 支払い済み | ★★☆☆☆ |
| So-net光プラス | 5,720円〜 | 最大30,000円 | 実質無料 | ★★★★☆ |
月額だけを見ると横並びに見えるが、初年度の実質還元額で最大10,000円以上の差がつく。現在SoftBankまたはY!mobileのスマートフォンを使っているなら、「おうち割 光セット」でスマートフォン1台あたり月最大1,100円の追加割引が入る。家族3台の場合、月3,300円の差がつく。
この中で、現在フレッツ光を使いつつ初年度の還元額を最大化したい人には、ソフトバンク光が最適解だ。
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キャッシュバックを確実に受け取るための注意点
正直に書く。ここを把握せずに申し込むと損する人が出る。
注意点① キャッシュバックは開通から約8ヶ月後の申請が必要
代理店からメールで案内が届く時期は開通月から8ヶ月後が目安。そのメール内のURLから期限内に申請しないと40,000円は失効する。スマホのカレンダーに「開通月+8ヶ月後」でリマインダーを今すぐ入れておくこと。忘れた人が一定数いることを代理店の担当者に聞いた。
注意点② 最低利用期間は2年間
2年以内の解約は違約金が発生する。フレッツ光側の違約金については、ソフトバンク光の「他社違約金負担」サービスで一部補填される場合がある。申し込み前に代理店に条件を確認すること。
注意点③ スマートフォンとのセット割は別手続き
おうち割 光セットは、ソフトバンク光の開通後に別途スマートフォン側のプランへ適用申請が必要。自動で割引されるわけではない。
デメリットを書いたうえで言う。これらを把握して動けば、初年度の実質負担はほぼゼロ、むしろプラスになる。
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机の上で計算した、機会損失の金額
現状のままフレッツ光を使い続けた場合に何を失うかを、実際に数字で確認した。
- 現在:フレッツ光 月6,200円
- 乗り換え後:ソフトバンク光 月6,160円
- 月額差:40円 × 12ヶ月 = 年間480円
月額差だけなら話にならない。だがキャッシュバック40,000円は初年度しか受け取れない一回限りの特典だ。今月申し込まなければ、この40,000円を受け取れる機会は1ヶ月ずれ込む。来月に先延ばしにすれば、その月分だけ損する。
フレッツ光のまま1年過ごすことで受け取り損ねるキャッシュバックは40,000円。長男の塾月謝2.8万円を1.4ヶ月分カバーできる金額が、手続きを後回しにするだけで消える。
総務省の通信利用動向調査(2025年公表版)によると、固定系ブロードバンドを利用する世帯のうち5年以上同じ事業者を継続利用している割合は全体の6割超。「繋がっているからいいか」で年単位の機会損失が静かに積み重なっている。
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ここで要点を整理する。
ソフトバンク光に乗り換える実質コストはほぼゼロ。月額はフレッツ光と変わらず、工事費は実質無料、キャッシュバック40,000円が8ヶ月後に届く。2026年時点で光回線の乗り換えを検討するなら、初年度の還元額でソフトバンク光が最も条件のよい選択肢のひとつだ。
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読者の声:乗り換え工事の当日、ネットは完全に止まる?
回答:工事当日の数時間のみ。日程は事前に指定できる。
工事時間は30分〜2時間が目安。技術者が宅内に来て、終端装置の交換またはルーターの設定を行う。工事中はネットが使えない時間帯が発生するが、スマートフォンのモバイル通信でカバーできる。工事日は申し込み時に希望日を選べるため、在宅できる土日や有給に設定すればいい。うちは土曜の午前中に完了した。
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読者の声:フレッツ光の解約違約金がある。それでも乗り換えて得になる?
回答:違約金があっても、キャッシュバック差し引き後で大幅プラスになる。
NTT東日本・西日本の2年縛りプランで期間内解約の場合、違約金は概ね9,000〜16,500円(税込)。ソフトバンク光のキャッシュバック40,000円からこれを差し引いても、乗り換え後の実質利益は23,500〜31,000円のプラスになる計算だ。フレッツ光の契約更新月を待つ選択肢もあるが、更新月を逃すとさらに1〜2年待つことになる。今の固定費が変わらないまま、それだけの期間が過ぎる。
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読者の声:SoftBankユーザーじゃなくても申し込めるか?
回答:申し込める。ただしSoftBank/Y!mobileユーザーはさらに追加割引が入る。
ソフトバンク光はキャリア問わず申し込み可能。月額・キャッシュバック・工事費無料の特典はどのキャリアユーザーでも同条件で受けられる。SoftBankまたはY!mobileのスマートフォンを持っている場合は「おうち割 光セット」が加わり、1台あたり月最大1,100円の追加割引になる。家族3台ならそれだけで月3,300円、年間39,600円の削減だ。今は大手キャリア3台で月2.4万円かかっているなら、Y!mobileへの移行も合わせて検討する価値がある。
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あなたが今日やること
このページを閉じて何もしなければ、来月もフレッツ光の請求書に6,200円が載る。その翌月も、翌々月も。長男の塾月謝をどこから出すか、また台所で妻と黙る夜が来る。キャッシュバック40,000円は、今月申し込まなければ今月分だけ受け取れない金額として確定する。
2026年、このキャンペーン条件がいつ変わるかはわからない。40,000円という数字は代理店の予算次第でいつでも動く。今確認できる条件が来月も同じとは限らない。
あなたが今日やること:
1. 下のボタンからソフトバンク光の公式ページを開く
2. 現在の回線(フレッツ光等)と住所・連絡先を手元に準備する
3. 申し込みフォームに入力(5分で完了)
4. 工事日を選択して送信 → 8ヶ月後に40,000円が口座に届く
「比較」は今日終わった。「調べた」も終わった。残っているのはフォームに入力する5分だけだ。もしこのページを閉じて何もしなければ、来月も同じ固定費を払い続けることになる。
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