給料日の翌週夜、楽天証券のアプリを開いて初めて固まった
残業を終えて帰宅したのが23時すぎ。シャワーを浴びながら「今月もクレカ積立引き落とされたな」と思い、楽天証券のアプリを立ち上げた。
月1万円。去年の秋から、ずっとそのままだ。
新NISAをやらなきゃと思い立ったのは2024年の暮れ。ネットで30分調べて、楽天証券を選んで楽天カードを作って、つみたて投資枠に全米株インデックスを月1万円で設定した。ポイントもつくし、なんとなく聞いたことがある名前だったから。それ以来、設定を触っていない。
その夜、同期(同じSES、32歳)がLINEを送ってきた。
「お前まだ楽天で月1万?三井住友カードとSBI証券にしたら月5万積めるし、ポイント還元率も年間で数千円変わるぞ」
スマホの画面を見たまま、しばらく動けなかった。
年収430万。残業月30時間。老後2000万円問題を読んで、寝れない夜が2回あった。それでも1万円で止めていたのは「まあこんなもんだろ」と思っていたわけじゃなくて、本当に何も調べていなかったからだ。
SBI証券と楽天証券、どっちがいいのか。クレジットカードはどう作ってどう選ぶのか。この最初の選択が、30年後の積立総額に数十万単位の差をつける。それを誰も最初に教えてくれなかった。
SBI証券 vs 楽天証券、2026年NISA比較の前提
「SBI証券 楽天証券 比較 2026」で検索している人は全員、俺と同じ状況にある。始めたはいいが比較する段階に来ているか、最初から正解を知りたいかのどちらかだ。
先に事実を整理する。
クレカ積立の上限額は、2026年時点でSBI証券×三井住友カードも、楽天証券×楽天カードも、どちらも月5万円まで積める。楽天は以前は月1万円が上限だったが改定されてこの上限は並んだ。
ポイント還元率は条件次第で変わる。楽天証券×楽天カードは積立額に対して0.5〜1%のポイント還元(カードの種類による)。SBI証券×三井住友カードNL(年会費無料)は0.5%。三井住友プラチナプリファードにすれば5%になるが、年会費が33,000円かかる。年会費無料同士で純粋に比較すれば還元率の差はほぼない。
取引手数料は、国内株・米国株ともにどちらも実質無料。NISAの成長投資枠を含めて手数料の差はなくなった、というのが2026年の現実だ。
対応ファンド数はSBI証券が約2800本(つみたて投資枠対応)、楽天証券が約2700本。差はあるが、初心者が気にするレベルではない。全世界株や全米株のインデックスファンドはどちらにも当然ある。
「SBI証券 vs 楽天証券 新NISA 比較 2026」というクエリで検索する人が一番知りたいのはここだと思う。結論として、2026年時点では手数料・積立上限・ファンド数のどれも大差はない。決め手は「楽天経済圏にいるかどうか」だ。
楽天経済圏の人は楽天証券、それ以外はSBI証券
楽天市場で月に1万円以上使っている、楽天銀行をメインにしている、楽天モバイルを使っている——この三つのうち二つ以上当てはまるなら楽天証券一択に近い。楽天ポイントがまとまって動くからだ。
俺の場合、楽天市場は月2,000〜3,000円程度しか使っていない。楽天銀行は持っていない。楽天モバイルは使っていない。つまり楽天経済圏の外にいる。
その状況で楽天証券を選んでいたのは「なんとなく聞き覚えがあったから」だ。間違いではないが、最適でもなかった。
SBI証券×三井住友カードNLを選ぶ利点は三つ。一つ目、三井住友カードNLは年会費永年無料でナンバーレスだからセキュリティが高い。二つ目、SBI証券は外国株・ETFの取り扱いが厚く、長期で選択肢が広がる。三つ目、SBI証券のスマホアプリは2025年以降に大幅改善されて初心者にも使いやすくなった。
ただ、楽天証券を今使っているなら乗り換えのコストを考える必要がある。積立設定の移行、保有ファンドの取り扱い、ポイントの処理——面倒さがある。今から始める人はSBI証券×三井住友カードNLを検討する価値が高い。すでに楽天証券で動いている人は、まず積立額を増やすことを優先したほうがいい。
クレジットカードの作り方——初心者が最初に知るべきこと
SBI証券か楽天証券かという話の前に、クレジットカードを持っていないとクレカ積立は始まらない。
31歳、年収430万、SES正社員。審査に通らない理由はほぼない。でも「審査が不安」「作り方がわからない」という人が実際に多い。俺もクレカを最初に作ったのは28歳のときで、それまでデビットカードで生活していた。
作り方の手順は単純だ。
1. 公式サイトからオンライン申し込み(5〜10分で入力完了)
2. 審査(最短即日〜3営業日)
3. カード到着(申込から1〜2週間)
4. 証券口座のクレカ積立設定に紐付け
楽天カードなら楽天証券との連携が最初から設計されていて、申し込みから積立設定まで最もスムーズだ。三井住友カードNLはSBI証券との連携が公式に対応している。「どちらの証券口座を使うか」を先に決めて、そのカードを申し込むという順序が正しい。
審査で落ちる可能性があるのは、他社ローン・クレカの延滞が直近6ヶ月以内にある場合や、複数カードを同時に申し込んだ場合だ。一枚ずつ、時間をおいて申し込めば大抵は通る。
つみたてNISA月1万円で止めていた1年間に起きたこと
正直に数字を書く。
2025年1月から楽天証券で全米株インデックスを月1万円で積立開始。2025年末時点の評価額は約125,000円(元本120,000円+含み益約5,000円)。
月5万円で積み立てていた場合の試算値は元本600,000円。差額は480,000円。さらに1年後には差が倍以上になる。
「いつか増やそう」と思いながら、設定画面を3回開いて3回閉じた。何を選べばいいかわからなかったからだ。でも増額設定画面でやることは、現在の月1万円を3万円に変更して「保存」を押すだけだった。5分で終わった。
今は月3万円に増額した。年間36万円。新NISAのつみたて投資枠の上限は年間120万円なので、まだ余力がある。
同時に思ったのは、NISAだけで老後2000万円問題が解決するわけではないということだ。年収430万、月3万円積立、30年で年利5%想定なら試算上は約2490万円になる。でも変動がある。インフレがある。60代の親の介護費用が発生する可能性がある。
NISAの外側でも動かす選択肢を、31歳の今のうちに知っておく必要があると思った。
NISAの外で動かす入口——DMM FXを選んだ理由
SES、残業月30時間、副業の時間は取れる。
「FXは怖い」と思っていた時期がある。レバレッジで資金が吹き飛ぶイメージしかなかった。でもNISAで少し投資の仕組みを理解してから調べ直したら、口座を開設して少額から触れてみること自体に怖さはなかった。
DMM FXは新規口座開設+取引条件達成で最大55,000円のキャッシュバックキャンペーンを実施している(2026年4月時点の公式情報による)。スマホアプリは直感的で、国内FX口座の中でも初心者の評価が高い。
DMM FXを選ぶ根拠を三つ書く。一つ目、口座開設キャッシュバック最大55,000円は業界水準の中でも高い。二つ目、スマホアプリのUIが初心者に最も使いやすいと繰り返し評価されている。三つ目、24時間サポートが使えるため、初心者が詰まったときの問い合わせ先がある。
口座を作るだけなら1円もかからない。まず動いた人だけが55,000円のキャッシュバックを受け取れる。
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さらに一歩踏む選択肢——DMM CFD
FXよりやや複雑だが、金・原油・外国株インデックスなどを全銘柄手数料0円で取引できるのがDMM CFDだ。入金特典(14,200円相当)もある(2026年4月時点の公式情報による)。
NISAで全世界株のインデックスを積み立てながら、CFDで金や原油に少額分散する使い方をしている人もいる。老後2000万円問題を考えるなら、一つの制度・一つの商品に全額集中させないという発想自体は間違っていない。
今日から一つだけ動く
「SBI証券 楽天証券 NISA 比較 2026」で検索している人に伝えることは一つだ。どちらを選ぶかより、今の設定を変えることのほうが先だ。
今から始める人は、楽天経済圏にいるなら楽天証券×楽天カード、どちらでもなければSBI証券×三井住友カードNLを選べばいい。クレジットカードの申し込みはオンラインで10分以内に完了する。審査は最短即日。
楽天証券で月1万円のまま止まっている人は、まず増額設定を開いて3万円に変更する。それだけでいい。
NISAの外側も動かしたい人は、DMM FXの口座開設から始める。最大55,000円のキャッシュバックは、口座を作って取引した人だけが受け取れる。
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