松本市、夜11時。住宅ローン残2,800万の家で、俺はソフトバンク光に申し込んだ。
きっかけはシンプルだった。中1の息子が「塾行きたい」と言った夜、妻と台所で10分黙った。地元の進学塾の月謝は2.8万円。ボーナスは去年から2割減。来年はゼロになるかもしれない、と同僚が囁いていた。
車は2台必須で、ガソリン代と保険だけで月4万円。冬は灯油代が月1.2万円のせてくる。そのなかで、7年間一度も見直したことのなかった光回線の請求書に目が止まった。フレッツ光、月6,200円。
スマホで「ソフトバンク光 vs NURO光 速度比較 2026」と打ち込んだ。比較サイトを5つ読んで、ほぼ全部同じことしか書いていないと気づいた。「NURO光の方が速い。でも料金も安い。どっちがいい?」。
それだけじゃ判断できない。俺が知りたいのは「松本市で実際にどっちが使えて、どっちが得になるか」だった。
— ソフトバンク光とNURO光の比較とは、2026年現在の光回線市場における2大乗り換え候補を、速度・エリア・料金・乗り換え特典の4軸で比較することを指す。速度だけで判断すると、地方在住者が想定外の落とし穴にはまる。
最初に確認すること――NURO光は松本市で使えるか

速度の数字だけで比べれば、NURO光が圧勝だ。最大2Gbps(都市部の一部エリアは10Gbps対応)。ソフトバンク光は最大1Gbpsだから、理論値では倍の差がある。
だが、速度比較に入る前に確認しなければならない事実がある。NURO光の提供エリアは、2026年4月時点で都市部中心に限られている。
長野県では、NURO光が対応している地域は限定的で、住所によっては申し込みページに進んでも「提供エリア外」と表示される。俺の場合、松本市の自宅住所を入力したら「対象外」だった。
この瞬間に、NURO光は選択肢から消えた。「2Gbps vs 1Gbps」という速度比較に意味はなかった。
地方に住んでいる以上、まず「自分の住所がNURO光のエリア内かどうか」を確認してから比較を始めるべきだ。それをやらずに速度の数字だけで判断しようとした自分の最初の検索は、完全に無駄だった。
ソフトバンク光は全国対応。エリア制限はない。 工事費実質無料+最大40,000円キャッシュバックで、代理店のアウンカンパニー経由で申し込むと特典が最も手厚い。
速度・料金・エリア・特典、数字で並べると

| 項目 | ソフトバンク光 | NURO光 |
|——|:—:|:—:|
| 最大速度 | 1Gbps | 2Gbps(一部10Gbps) |
| 月額(戸建て) | 5,720円〜 | 5,200円〜 |
| 対応エリア | 全国 | 都市部中心・地方は限定的 |
| 工事費 | 実質無料 | 26,000円前後(キャンペーンで変動) |
| 乗り換えキャッシュバック | 最大40,000円 | 最大30,000円前後 |
| 携帯セット割 | SoftBank/Y!mobile対応 | なし |
| 違約金補填 | あり(条件による) | プロバイダによる |
| フレッツ光からの転用 | 工事なし可 | 工事2回必要 |
エリアが対応していて純粋に速度だけを求めるならNURO光。しかし地方在住・Y!mobile/SoftBankユーザー・初期費用を抑えたい家庭なら、ソフトバンク光が現実的な最適解になる。
NURO光は工事が2回必要で、工事費も発生する。フレッツ光からソフトバンク光への乗り換えは「光コラボ転用」という手続きで、多くの場合工事なしで切り替えられる。
月額5,720円・工事費実質無料・最大40,000円キャッシュバック。この3点が揃っているのがソフトバンク光だ。
フレッツ光を7年間放置した代償、金額にすると
俺はフレッツ光の月6,200円を7年間(84ヶ月)払い続けた。総額で52万800円だ。
ソフトバンク光の月額は5,720円。差額は月480円、年間5,760円。さらにキャッシュバック40,000円が加わる。
もし2年前に乗り換えていれば:
- 月額差額 × 24ヶ月:480円 × 24 = 11,520円の節約
- キャッシュバック:40,000円
- 合計:51,520円のプラス
これを「7年間で計算するとどうなるか」まで広げると、キャッシュバック分を除いても月480円 × 84ヶ月=40,320円の機会損失だった。そこにキャッシュバック40,000円が加わると、7年で80,320円以上の差になっていた可能性がある。
2026年4月時点でキャンペーンが出ている今、年内に申し込めばキャッシュバック受け取りまで完了できる計算になる。来月以降に先送りにするたびに、その金額は手元から遠ざかる。
Y!mobileとまとめると、固定費が月1万円超下がる
光回線だけじゃない。家族の携帯代が3台で月24,000円。42歳、妻パート月8万、子2人(中1・小4)の家計で、通信費に月30,200円(光回線6,200円+携帯24,000円)を払い続けていた。
総務省「令和5年度 情報通信白書」によると、インターネット接続サービスの月額費用の全国平均は4,000円台前半(2026年時点)。光回線単体でみると、6,200円は平均を大きく上回っていた。
ソフトバンク光に乗り換えると、Y!mobileの「おうち割 光セット」が適用できる。Y!mobileのシンプル2プランで3台契約した場合、1台あたり最大1,100円の割引。3台なら月最大3,300円の削減になる。
- 現状:大手キャリア3台 月24,000円
- Y!mobile(シンプル2・3台)+おうち割:月約14,000円前後
- 削減額:月約10,000円
光回線の見直し(月480円)と携帯の乗り換え(月10,000円)を合わせると、月合計約10,480円の固定費削減。年間で125,760円になる。
息子が「塾行きたい」と言った夜、月謝2.8万円がどこから出るか分からなくて黙っていた。この削減額があれば、塾代が4ヶ月以上まかなえる計算だ。妻と10分黙る必要はなかった。
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【2026年現在の比較ポイント整理】
NURO光は速度では優位だが、地方在住者にはエリア外のリスクがある。ソフトバンク光は全国対応・工事費実質無料・最大40,000円CBに加え、Y!mobileセット割で携帯代もまとめて削減できる。地方在住・家族持ちの固定費見直しなら、2026年現在ソフトバンク光が最も効率的な選択肢になる。
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キャッシュバック40,000円で失敗する人が多い理由(注意点)
ソフトバンク光の最大の特典であるキャッシュバック40,000円には、知っておくべき落とし穴がある。
キャッシュバックは開通から8〜10ヶ月後に、自分で申請する手続きが必要。自動振込ではない。
申込時の熱量が高くても、半年後にメールを見落として期限切れ、というケースが実際に起きている。子育て・仕事・住宅ローン返済で頭がいっぱいの家庭では、「そういえばキャッシュバックの手続きは?」という状況になりやすい。
対策はシンプルだ。申込完了の日にスマホのカレンダーに「8ヶ月後:ソフトバンク光キャッシュバック申請」とアラームを設定する。それだけで防げる。
NURO光との速度差についても正直に書く。動画・Web会議・ゲームといった標準的な用途では、1Gbpsで困る場面はほぼない。速度差が体感として現れるのは、家族全員が同時に4K動画を見ながら大容量ファイルをダウンロードしているような極限状態のみだ。地方の一般家庭で「NURO光の2Gbpsでないと困る」ケースは、実際にはほとんどない。
「松本市ではNURO光、本当に使えないの?」
Q:速度ではNURO光が優れていると分かった。でも松本市では本当に対象外なの?
確認方法は、NURO光の公式サイトで住所を入力するだけ。 「対象外」と表示された瞬間に、速度2Gbpsの数字は意味を失う。2026年4月時点、長野県の地方都市では対象外になるケースが多い。まず住所確認を先にやること。対象外であれば、全国対応のソフトバンク光が事実上の最有力候補になる。
「フレッツ光からの乗り換えで工事が必要?」
Q:フレッツ光から乗り換えると、また工事の日程調整が必要でめんどくさそう。
ソフトバンク光はNTTのフレッツ光回線を転用する「光コラボ」サービスなので、多くの場合は工事なしで切り替えられる。 フレッツ光の設備をそのまま使う転用手続きのため、工事費も発生しないケースがほとんどだ。工事費実質無料キャンペーンと合わせて、乗り換えコストをほぼゼロに抑えられる。
「キャッシュバック40,000円は本当にもらえる?」
Q:光回線のキャッシュバック40,000円って実際に振り込まれるの?「もらえなかった」という話も見る。
申請手続きを期限内に正しく行えば受け取れる。 逆に言えば、申請を忘れた・期限切れ・手順を間違えた場合は受け取れない。代理店経由の場合、専用マイページから申請する形になる。申込後すぐにカレンダーアラームを設定すること――それだけで8割の失敗は防げる。
固定費削減後の1万円をどこに回すか
ソフトバンク光への乗り換えとY!mobileへの切り替えで、月約10,480円の固定費が浮く。この金額を「消えた費用」のままにするのか、何かに回すのかで、数年後の手元資金はかなり変わってくる。
42歳、ローン残2,800万。老後までの資産形成を真剣に考えるなら、浮いたお金の活用先も検討に値する。CFD取引(差金決済取引)は、少額から始められる投資手法のひとつだ。取引手数料が0円で、入金特典も用意されているDMM CFDは、投資の選択肢として知っておいてもいい。ただしCFDはレバレッジを使った取引であり、元本保証はなく損失リスクがある。投資は自己判断・自己責任で。
このページを閉じる前に、1年後の数字を見てほしい
今月、フレッツ光の請求書が6,200円来る。来月も、再来月も。乗り換えない限り、その数字は変わらない。
今日申し込まなかった場合の1年後:
- 光回線の支払い:6,200円 × 12ヶ月 = 74,400円
- キャッシュバック受け取り逃し:40,000円
- 合計で手元に残らなかった金額:114,400円超
この金額があれば、息子の塾代が4ヶ月以上払えた。車の冬タイヤ代(2台分)になった。住宅ローンの繰り上げ返済に回せた。
2026年4月時点のキャンペーンは最大40,000円キャッシュバック+工事費実質無料。 この金額が来月も同じ保証はない。代理店の予算状況によってキャンペーン内容は変動する。「もう少し調べてから」と先送りにするほど、受け取れる可能性のある金額が下がるリスクがある。
2026年も既に4月。年内に乗り換えれば、年内にキャッシュバック申請まで完了できるスケジュールになる。来年まで待てば、また1年分の差額が積み上がるだけだ。
あなたが今日やること:
1. 下のボタンからソフトバンク光の公式サイトを開く
2. 住所・プランを入力する(3分)
3. 申込完了 → スマホのカレンダーに「8ヶ月後:キャッシュバック申請」とアラームを入れる
もしこのページを閉じて何もしなければ、来月も6,200円の請求書が届く。息子の「塾行きたい」に、また黙って答えることになる。
月額5,720円・工事費実質無料・最大40,000円キャッシュバック(2026年4月時点の公式情報による)。
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