ソフトバンク光を申し込んだのは、2025年11月末のことだ。
その数週間前の話をする。
長男(中1)が「塾に行きたい」と食卓でぽつりと言った夜、妻と台所に立って10分間、ふたりとも何も言わなかった。行かせたいに決まっている。でも月謝2.8万円が、どこから出るか言葉にできなかった。住宅ローンの残りは2,800万円。ボーナスは去年から2割減で、今年の冬はゼロになるかもしれないと同僚がこっそり教えてくれた。妻のパート収入は月8万円。松本市では車が2台ないと生活が成り立たないから、ガソリン代と自動車保険だけで月4万円消える。冬は灯油代がさらに1.2万円乗ってくる。
その夜、私がやったことは固定費を一枚の紙に書き出すことだった。そこで初めて気がついた。3年間、フレッツ光に月6,200円払い続けていたことに。一度も見直したことがなかった。
ソフトバンク光とは何か——フレッツ光との違いを10秒で説明する

ソフトバンク光とは、NTTのフレッツ光回線をソフトバンクが借り受けて提供する光コラボサービスだ。2026年4月時点、代理店アウンカンパニー経由での申し込みで最大40,000円のキャッシュバック・工事費実質無料が適用される。SoftBankまたはY!mobileユーザーは「おうち割 光セット」により携帯料金も毎月割引になる。
フレッツ光からの乗り換えは「事業者変更」扱いになるため、工事不要・通信の空白期間なしで切り替えられるケースがほとんどだ。
フレッツ光を3年払い続けた代償——機会損失の計算

私の家計を数字で整理する。
| 項目 | フレッツ光(現状) | ソフトバンク光(乗り換え後) |
|——|—————|————————|
| 月額料金(戸建て) | 6,200円 | 約5,100円 |
| 月額差額 | — | ▲1,100円 |
| 年間差額 | — | ▲13,200円 |
| キャッシュバック | なし | 最大40,000円 |
| おうち割(3回線分) | なし | 最大▲2,750円/月 |
| 初年度合計効果 | — | 約86,000円のプラス |
光回線の月額差額(1,100円)と携帯3回線の割引(最大2,750円)を合わせると、毎月最大3,850円・年間46,200円の固定費削減になる。初年度はキャッシュバック40,000円が加わるから、約86,000円のプラス効果という計算になる。
私が3年間フレッツ光のままでいたということは、少なくとも年間1万円以上を余分に払い続け、キャッシュバックも受け取れなかったということだ。3年間で見れば4〜5万円単位の損失になる。長男の塾の月謝2.8万円が、2ヶ月分浮いていた金額かもしれない。
月額5,100円・工事費実質無料・最大40,000円キャッシュバック——この条件を見て、申し込まない理由を探す方が難しかった。
なぜソフトバンク光を選んだか——携帯との組み合わせで差が出る
我が家は妻と私がSoftBank、長男が最近Y!mobileに変えた。3回線合計で月24,000円かかっていた。
ソフトバンク光を契約すると「おうち割 光セット」が適用され、SoftBank回線は1回線あたり月最大1,100円割引、Y!mobileは月550円割引になる。3回線で月最大2,750円の携帯割引だ。
光回線の差額(1,100円)と携帯割引(最大2,750円)を足すと、毎月最大3,850円の固定費削減になる。年間で46,200円。この金額があれば、長男の塾代(月2.8万円)が1ヶ月以上まかなえる計算になる。
SBI証券や楽天証券でNISA積み立てを検討する前に、まず毎月の固定費を削るのが正しい順序だと私は考えている。月3,850円を積み立てるより、月3,850円の支出をゼロにする方が確実だ。
申し込む前に知っておくべき注意点——キャッシュバックには落とし穴がある
ソフトバンク光のキャッシュバックについて、正直に書く。
2026年4月時点の公式情報によると、キャッシュバックの受取案内は開通から8ヶ月後に届く形が多い。今申し込んで開通が5月なら、受け取り案内が来るのは翌年1月以降だ。
ここが最大の落とし穴だ。
案内が来てから所定の手続きをしないと、キャッシュバックは失効する。申し込んで満足してしまい、8ヶ月後の案内に気づかないケースが実際に起きている。対策は一つ——申し込み完了後すぐに「8ヶ月後・キャッシュバック手続き」とスマホカレンダーにリマインダーを入れることだ。
他にも知っておくべきこと:
- 現在の光回線の解約違約金が発生する場合、ソフトバンク光側が一定額を負担してくれるケースがある(申し込み時に確認要)
- 開通まで2〜4週間かかることが多い。今の回線を先に解約しないこと
- マンション → 戸建てプランへの変更など、プラン種別が変わる場合は新規工事が必要になることがある
これらを把握した上で申し込めば、ほとんどのトラブルは防げる。
読者の声:フレッツ光からの乗り換えって、手続きが本当に面倒じゃないですか?
回答:面倒ではない。「事業者変更承諾番号」を取得するだけで、あとはフォーム入力だ。
フレッツ光から光コラボへの乗り換えは「事業者変更」という仕組みを使う。NTTに電話して「事業者変更承諾番号」を発行してもらい(手数料無料)、ソフトバンク光の申し込み画面にその番号を入力するだけだ。電話5〜10分、フォーム入力3分。合計15〜20分あれば手続きが完結する。工事は不要なケースがほとんどだ。
読者の声:乗り換え中にネットが使えない期間が出ませんか?
回答:事業者変更であれば、空白期間は基本的に発生しない。
フレッツ光から光コラボへの事業者変更では、切り替え完了日まで既存回線がそのまま使える。開通日に自動で切り替わる仕組みだ。ただし、マンションから戸建てへのプラン変更など新規工事が必要なケースは例外になる。申し込み時に担当者に現在のプラン種別を伝えて確認すること。
読者の声:2026年もソフトバンク光のキャンペーンは続いていますか?
回答:2026年4月現在、40,000円キャッシュバックキャンペーンは継続中。ただし終了時期は非公表だ。
代理店アウンカンパニー経由のキャンペーンは2026年4月時点で継続されているが、過去にも告知なく条件が変更されたことがある。検討中なら今月中に申し込みを完了させることを強く勧める。
2026年も既に4月。年内に行動しなければ、来年のキャンペーンを待つことになる。その間も毎月6,200円を払い続けることになる。1年で74,400円。3年で223,200円だ。
節約した月3,850円をどう活かすか
固定費を削った後の話も書いておく。
総務省の2025年家計調査によれば、40代世帯の消費支出に占める通信費の割合は依然として高い水準にある。光回線と携帯のセット見直しで月3,850円を浮かせれば、年間46,200円の可処分所得が増える。
楽天証券やSBI証券でNISAを使った積み立て投資を始めるにしても、毎月3,850円の原資が生まれるという話だ。SBI証券と楽天証券の2026年NISA比較については別記事で詳しく解説しているが、いずれにせよ固定費を削る前に投資を増やすのは順序が違う。まず支出を下げる。その後に手元に残った金を増やす。
私が今やっているのは、その最初のステップだ。
今日、あなたがやること
このページを閉じて何もしなければ、来月も同じ月額を払い続けることになる。長男の塾代が出ない理由を固定費が作り続ける。
申し込みから開通まで、手続き自体は20分もかからない。
あなたが今日やること:
1. 下のボタンから公式サイトを開く(30秒)
2. 現在の回線がフレッツ光か光コラボか確認する(1分)
3. NTTに電話して事業者変更承諾番号を取得する(5〜10分)
4. 申し込みフォームを入力する(3分)
5. 申し込み完了後すぐに「8ヶ月後・キャッシュバック手続き」とカレンダーにリマインダーを入れる
工事費実質無料・最大40,000円キャッシュバック・月額約5,100円(戸建て)。このキャンペーンがいつ終わるかは誰にも分からない。今月が動けるタイミングだ。
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