松本市のリビング、夜11時。電卓を叩く音だけが静かな部屋に響いていた。
去年の10月、ソフトバンク光に乗り換えてフレッツ光の月6,200円が4,580円になった。
年19,440円。中1の長男が「塾行きたい」と言った夜に妻と台所で黙り込んだあの10分間が、俺を固定費の見直しに動かした起点だった。
— ソフトバンク光とは、SoftBankが提供する光インターネットサービスで、NTTフレッツ光の回線を利用し、SoftBankまたはY!mobileとのセット割が適用される定番サービスだ。auひかりはKDDIの独自回線を使う光インターネットサービスで、auスマートフォンとのセット割が強みとされる。どちらも工事費実質無料で2026年現在の主流選択肢だが、実際に得する額は最大で年6万円近く変わる。
「キャリアで選ぶ」だけでは2026年に通用しない

ネットで検索すると「SoftBankユーザーならソフトバンク光、auユーザーならauひかり」という答えが並ぶ。ある意味正しい。だが2026年現在、それだけで判断すると数万円を置いてくる。
理由は3つある。
第一に、地方ではauひかりの独自回線エリアに入らないケースがある。長野・松本市の自宅を代理店に確認したところ、独自回線の対象外エリアだったため、auひかりは実質選択肢から消えた。
第二に、auひかりの代理店によってキャッシュバック額が大きく異なる。代理店ランキングサイトを比較検討しているなら、条件は最大40,000円から15,000円程度まで差が出る。ソフトバンク光も同様で、アウンカンパニーなど特典の厚い代理店経由での申込が条件面で有利になりやすい。
第三に、家族内でキャリアが混在している場合、セット割の対象者が限られる。うちのように「SoftBankとdocomoが混在」という家庭では、セット割の恩恵は一部のみで、月額そのものやキャッシュバック額を重視したほうが実利に直結する。
なお、総務省が2019年の電気通信事業法改正で導入したガイドラインにより、光回線の乗り換え時に発生する解約金・違約金の上限は1,000円に制限されている(2026年時点も有効)。フレッツ光からの乗り換えも、以前に比べてハードルは大きく下がっている。
ソフトバンク光 vs auひかり 2026年 実力比較

| 項目 | ソフトバンク光 | auひかり | おすすめ度 |
|—|—|—|—|
| 月額(戸建て目安) | 5,720円〜 | 5,720円〜 | 同水準 |
| 月額(マンション目安) | 4,180円〜 | 4,180円〜 | 同水準 |
| キャッシュバック上限 | 最大40,000円 | 代理店により異なる | SB光有利 |
| 工事費 | 実質無料 | 実質無料 | 同水準 |
| セット割対象 | SoftBank / Y!mobile | au / UQ mobile | キャリアによる |
| 回線種別 | NTTフレッツ光(全国) | auひかり独自回線 | — |
| 地方エリア対応 | 全国対応 | 都市部中心(地方に空白) | SB光有利 |
| 工事までの待ち時間 | 最短2週間 | 1ヶ月以上になることあり | SB光有利 |
月額水準は両者ほぼ同じ。決定的な差はエリアカバレッジとキャッシュバックの受取しやすさにある。地方在住・SoftBankユーザー・フレッツ光からの乗り換え希望者には、ソフトバンク光が実質的に最適解だ。
「塾行きたい」の夜に計算した、年間コストの差
去年9月末、中1の長男が塾を希望した。月謝は2.8万円。小4の次男は今のところ習い事なしだが、来年は同じ話になる。妻と顔を見合わせて台所で10分、黙った。翌週、俺は家の固定費を全部書き出した。
| 支出項目 | 月額 |
|—|—|
| 住宅ローン | 85,000円(残2,800万) |
| 車2台(ガソリン+保険) | 40,000円 |
| 灯油代(冬季平均) | 12,000円 |
| 光回線(フレッツ光) | 6,200円 |
| 携帯3台(大手キャリア) | 24,000円 |
| 妻のパート収入 | △80,000円 |
削れる枠は通信費しかなかった。ボーナスは去年から2割減で、今年はゼロになるかもしれないと同僚が囁いている。
ソフトバンク光に乗り換えた後の変化:
- 月額6,200円 → 月額4,580円
- 差額:月1,620円 × 12ヶ月 = 年19,440円
- キャッシュバック:40,000円(開通8ヶ月後に申請・受取)
- 初年度実質プラス:59,440円
この59,440円があれば、塾の月謝2ヶ月分が出る。ボーナスが2割減った年の冬の灯油代を補えるだけの差だ。
キャッシュバック40,000円の落とし穴(先に読んで)
キャッシュバックには受取忘れのリスクがある。多くの代理店では開通から8ヶ月後に専用ページやメールで申請する仕組みで、期限を過ぎると失効する。40,000円をもらい損ねた人間がどれほどいるか、考えたくもない。
対策として俺がやった3ステップ:
1. 契約時にキャッシュバック申請方法・期限をスクショ保存
2. スマホのカレンダーに「SB光キャッシュバック申請」を開通8ヶ月後にセット
3. 期限3週間前にリマインダー追加
また、現在の回線の解約月タイミングに注意。フレッツ光には更新月以外の解約で違約金が発生するケースがある(上限1,000円)。乗り換え前にNTTに更新月を確認してタイミングを合わせれば、費用ゼロで出られる。
ここまでの要点:ソフトバンク光は地方在住者・SoftBankユーザーに特に有利。フレッツ光の全国エリアをカバーし、月額差と最大40,000円キャッシュバックで初年度約6万円のプラスが現実的だ。申請忘れの対策と解約タイミングの確認が唯一の注意点になる。
読者の声:うちはdocomoでも、ソフトバンク光は得になるのか
Q:家族全員docomo端末です。ソフトバンク光にしても意味はありますか?
セット割なしでも、得になる。セット割の対象はSoftBank/Y!mobileのみなので、docomoユーザーに月額割引は出ない。ただしキャッシュバック40,000円と工事費実質無料は誰でも適用される。
フレッツ光の月額6,200円から乗り換えれば、セット割なしでも月額は5,720円程度が目安だ。差額は月480円、年5,760円。キャッシュバック40,000円を加算すると初年度で45,760円のプラスになる計算だ。セット割がある家庭に比べればお得度は下がるが、現状維持より明確に有利だ。まず公式サイトのシミュレーターで自分の月額を確認するのが最速の答えになる。
読者の声:auひかりのほうが速いって本当なのか
Q:auひかりは独自回線で速いと聞きました。速度差は実際どうですか?
体感差は、多くの環境でほぼ出ない。auひかりの独自回線がNTTの共用回線より混雑しにくい構造を持つのは事実だが、実測速度はエリア・時間帯・接続機器に大きく左右されるため「独自回線だから速い」は保証ではない。
2026年現在、ソフトバンク光(フレッツ光)も対応エリアでは光クロス(最大10Gbps)が選択可能だ。動画視聴やオンラインゲームなど一般的な用途では、混雑エリアでない限り体感差はほぼ発生しない。
地方に住んでいてauひかりのエリア外なら、速度の話はそもそも関係ない。まず自分の住所でauひかりが開通可能かを確認するのが先決で、エリア外ならソフトバンク光一択と判断していい。
読者の声:乗り換えに実際どれくらいかかるか
Q:手続きや工事の時間と費用を教えてください。
オンライン申込10〜15分、工事立会い半日、それだけだ。ソフトバンク光は2026年5月時点の公式情報によれば、工事費実質無料(月額割引で相殺)。申込から開通まで最短2〜4週間が目安で、手続きはスマホで完結する。
解約側のフレッツ光で違約金が発生する場合も、法改正により上限は1,000円。キャッシュバック40,000円の範囲内で十分カバーできる。
今乗り換えを1ヶ月遅らせると月1,620円の損。1年遅らせると年19,440円の損。さらにキャッシュバック40,000円を受け取る機会も先送りになる。2026年も既に5月。年内に行動しなければ次のキャンペーン確認まで半年以上待つことになる。
節約した月1,620円、次に動いたこと
固定費を削った後、俺が考えたのは「削った分を増やす」という発想だ。月1,620円が生活費に溶けれれば2年後に残るものはゼロだ。
2026年現在、全銘柄の取引手数料が0円のDMM CFDは、差金決済取引で資産を動かしたい中級者向けの選択肢として注目されている。入金特典もあり、口座開設だけでも確認の価値がある。
CFDはレバレッジ取引で損失が元本を超えるリスクがある。固定費を削り、余裕が出た分を慎重に動かすという順番が大前提だ。
2026年、このまま動かなければ来年も同じ請求書が届く
松本市の家では今、月の通信費が4,580円になった。塾の月謝2.8万円はまだ重いが、固定費を削れた分だけ心理的な余裕が少し違う。ボーナスがゼロになっても「見直せる固定費はもう見直した」と言える状態になった。
今の光回線を変えずに12ヶ月過ごすコスト:
- 月額差1,620円 × 12ヶ月 = 年19,440円の機会損失
- キャッシュバック40,000円を受け取れない = 初年度59,440円を置いてくる計算
59,440円は塾の月謝2ヶ月分。中1の長男の部活遠征費と今冬の灯油代を合わせた金額だ。手続きはスマホで完結する。入力10分、工事立会い半日。それで年間2万円が浮く。
あなたが今日やること
1. 下のボタンから公式サイトを開く(スマホで30秒)
2. 住所を入力してエリア確認と月額シミュレーション(無料・約3分)
3. そのまま申込 → キャッシュバック40,000円の権利を確保する
4. スマホのカレンダーに「開通8ヶ月後:SB光キャッシュバック申請」を今日セット
このページを閉じて何もしなければ、来月も同じ金額の請求書がポストに入る。変わるのは「申込ボタンを押した日」からだ。
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