転職エージェント3社で空振った29歳が、4社目で手取り9万増やした記録【2026年】

転職エージェント3社で空振った29歳が、4社目で手取り9万増やした記録【2026年】 転職・キャリア
Image: Authentic Stock via stocksnap

給料日の2日前、22時37分。ローソンのレジ列で財布を開いたとき、千円札が2枚と小銭が数百円、合わせて2,800円ほどだった。おにぎり(108円)と天然水(98円)をトレーに乗せ、残り2,600円でどう週末を乗り越えるかを考えながらレジに向かった。

これが2024年10月、29歳だった自分の姿だ。IT系子会社でシステム保守を担当していた。手取り18.2万円、家賃6.8万円、ボーナスなし、貯金12万円。昼はカップ麺、夜は98円の冷凍パスタ、コンビニではおにぎりと水のみ。家計簿アプリを3つダウンロードして、3つとも2週間で開かなくなった。

転職しなければという気持ちは前からあった。でも「今じゃない」と先送りにしてきた。あの夜、財布の2,800円を数えながら、「今じゃないなら、いつなんだ」と思った。それが全部の始まりだった。

最初の3社で7ヶ月を無駄にした話

その週末、リクルートエージェントに登録した。フォームの入力は10分で終わり、翌日には担当者から電話がかかってきた。求人票が12件届き、滑り出しは悪くなかった。

ただ、3週間後には返信が2〜3日かかるようになった。書類選考で落ちた企業の理由を聞いても「ご要件にマッチしなかったようです」という定型文しか来ない。3ヶ月で応募9社、書類通過2社、1次面接1社、内定ゼロで終わった。

同時期に登録したdodaでは、面談で担当者にこう言われた。「現在の手取りが18.2万円ということで、希望年収380万は少し強気かもしれません。340万くらいで設定したほうが、応募できる企業の幅が広がります」。

手取り18.2万円、ボーナスなし。それを基準に年収を推計して、そのまま下方修正を勧めてくる。将来の市場価値ではなく、現状の低さを固定してくる提案だった。「少し考えます」と答えて、以降はほとんど連絡しなくなった。

3社目のマイナビエージェントは面接対策に力を入れており、担当の男性(20代後半)は1時間以上付き合ってくれた。志望動機の言語化や「前職で工夫したこと」の掘り下げ方など、具体的な練習ができた。書類通過率は上がり、10社中4社が通過、2社まで面接に進んだ。それでも内定には至らなかった。

転職活動5ヶ月。貯金は12万から7万に減っていた。

4社目で初めて「年収を下げてください」と言われなかった

2025年3月、職場の知人から「ウズキャリは試した?」と聞かれた。

その名前を聞いたのは初めてだった。ウズキャリ(UZUZ)は第二新卒・20代専門のエージェントで、担当者1人が深く伴走するスタイルをとっている。登録無料、面談はオンライン完結。まず登録してみることにした。

最初の面談で担当者の最初の言葉が違った。「転職で何を変えたいですか。年収ですか、働き方ですか、仕事の内容ですか」。当たり前に聞こえるかもしれないが、前の3社でこれを最初に聞いてきたエージェントは一つもなかった。

「手取り21万以上、年収350万以上にしたい」と正直に伝えると、担当者は即答した。「それは今の経歴で十分可能です。340〜430万のレンジで入れます」。年収を下げてくれとは言わなかった。

面接対策は4回、オンラインで実施した。企業ごとに質問の傾向が異なることを丁寧に説明してくれ、システム保守の経歴をどう言語化するか、具体的なエピソードをどう整理するかを一緒に考えてくれた。

登録から4ヶ月後の2025年7月、内定が出た。IT系中堅企業、年収430万円、手取り約27万円。29歳、IT系子会社でカップ麺を食べていた自分への内定だった。

転職前後で、生活が根本から変わった

手取りが18.2万から27万になると、数字以上のことが変わる。

おにぎりと水で週末を乗り越えていた生活から、普通に自炊ができるようになった。月2〜3回、外食もできるようになった。給料日前に財布の中を確認する習慣が、気がついたら消えていた。貯金は7万からじわじわ戻り始め、転職から6ヶ月後には38万円まで回復した。

ただ、手取りが増えたタイミングで改めて固定費を見直すと、通信費の無駄が目についた。ずっと大手キャリアの光回線を惰性で使っていたが、月額料金が高いわりに特典も何もない契約だった。

ここで検討したのがソフトバンク光だ。最大40,000円のキャッシュバックと工事費実質無料という条件で、乗り換えにかかる実質コストがゼロになる。手取りが上がって余剰資金が生まれたタイミングで固定費を削ると、貯金の積み上がるペースが加速した。

👉 公式サイトで今すぐチェックする

貯金が30万を超えたとき、初めてNISAとFXを調べた

手取り18.2万円だった頃、投資という言葉は「余裕のある人がやること」だった。楽天ポイントの使い方もよくわからないのに、SBI証券だの楽天証券だの、まったく自分には関係ないと思っていた。

貯金が30万を超えたあたりで、職場の同僚が新NISAの話をしていた。SBI証券 vs 楽天証券の比較は2026年になっても検索数が多い。調べてみると、どちらも一長一短だった。楽天証券は楽天ポイントとの連携が強く、楽天カードで積立をするとポイントが貯まる。SBI証券は投資信託のラインナップが広く、三井住友カードとのポイント連携が使いやすい。新NISAの積立枠・成長投資枠の使い勝手でも、手数料面でも、どちらが絶対有利とは言い切れない構造だ。

自分が最終的に最初の一歩として選んだのはDMM FXだった。

理由は単純で、NISAを始める前に「相場を触れる感覚を持ちたい」と思ったからだ。DMM FXは新規口座開設+1回の取引達成で55,000円相当のキャッシュバックがある(2026年4月時点の公式情報による)。スマホアプリの操作が直感的で、FXをまったく触ったことがない状態でも迷わなかった。

FXには元本保証はなく、レバレッジをかければ損失も比例して大きくなる。これは最初に理解しておく必要がある。ただ、少額から仕組みを体感することで、証券口座を開く前の「投資の解像度」が上がった。手取り18.2万円で財布に2,800円しかなかった自分には、この順番が合っていた。

👉 公式サイトで今すぐチェックする

20代の転職エージェント選び、外してはいけない基準

4社を使い比べた経験から言えることを、率直に書く。

リクルートエージェントとdodaは求人数が圧倒的に多い。ただ、担当者1人が抱えるユーザー数が多いぶん、選考が進まないとフォローが薄くなる傾向がある。「書類で通過できる経歴がある」「応募数を回せる体力がある」人には機能する。そうでない場合、数の多さが逆にノイズになる。

マイナビエージェントは面接対策の丁寧さが強みだ。「面接が苦手」「自分の言葉で話せない」という段階の人が、面接本番前の練習相手として使う価値はある。求人の質も安定している。ただ、担当者によってフォロー密度にばらつきがあることは覚悟したほうがいい。

20代・第二新卒に特化したエージェントは、求人の絶対数では大手に劣る。ただ、担当者が深く関わってくれるぶん「何が問題か」「何を変えるべきか」が見えてくる。書類選考を突破できない原因がわからない段階の人には、特に向いている。

一点だけ確かなこと。転職エージェントへの登録は全て無料で、相性が合わなければいつでも止められる。貯金12万円、手取り18.2万円だった自分でも、登録することにコストはかからなかった。

動かなかったことにも、コストはあった

転職を先送りにしていた5ヶ月間、何をしていたか。

給料日前の2日間をおにぎりと冷凍パスタで乗り越え、カップ麺の買い置きを数えながら「来年こそ転職する」と思っていた。

動かなかったことで失った時間と機会は取り戻せない。年収が430万になってから逆算すると、もし2024年4月に動き始めていれば、その1年で得られた収入差は100万円を超える計算だ。

2026年現在、20代向け転職エージェントは各社オンライン面談を提供しており、仕事をしながら週末だけで進めることができる。登録から内定まで、平均で3〜5ヶ月かかるとして、動き始めるのが早いほど次の選択肢が増える。

まず1社、今日登録してみるだけでいい。5分で終わる。財布に2,800円しかなかったあの夜の自分に、もし一言言えるなら「その週末に動け」と言う。

👉 公式サイトで今すぐチェックする

コメント

タイトルとURLをコピーしました