去年の秋、ソフトバンク光に乗り換えた。
きっかけは、中1の長男の一言だった。
「塾行きたい」の夜、台所で10分間黙った

3月末の夕食の席で、長男が口を開いた。「数学が心配なんだよね」。俺と妻は顔を見合わせた。「うん、考えてみようか」と答えたあと、台所に移動して2人で10分間、黙った。
月謝2.8万円。どこから出す?
長野・松本市。住宅ローン残2,800万円。妻のパート月8万円。子は2人(中1と小4)。ボーナスは去年から2割減で、同僚の間では「今年はゼロかも」という話が出ている。車は2台必須で、ガソリン代と保険だけで月4万円。冬は灯油代が月1.2万円上乗せされる。
その夜、初めてスマホの料金明細を全部足し算した。俺のau、妻のdocomo、長男のau。3台合計で月24,000円。フレッツ光の回線料金が月6,200円。
合計、月30,200円。年間362,400円。
塾代10ヶ月分が、通信費として毎月消えていた。
— 格安SIM・格安光回線 とは、NTTドコモ・au・SoftBankの設備を借りて低価格で提供する通信サービスの総称。2026年現在、品質は大手キャリアとほぼ同等で、家族構成によっては月額を半額以下にできるケースが多い。
月30,200円の内訳を冷静に分解する

問題は2つあって、それぞれ別の課題を抱えていた。
① 携帯3台:月24,000円(大手キャリア)
- 俺のau:5G契約・端末分割込みで月8,500円
- 妻のdocomo:月7,800円(機種変更したばかりで縛り期間中)
- 長男のau:中学入学で新規契約・月7,700円
3台合計24,000円。大手キャリアのまま使い続ける理由を考えたが、「なんとなく」以外の答えが出てこなかった。
② 光回線:月6,200円(フレッツ光)
10年前の引っ越し時に契約したまま。プロバイダ料込みで月6,200円。「これが普通の値段」だと思っていた。一度も見直したことがなかった。
この2つをまとめて切り替えたときの計算を、次のセクションで出す。
ソフトバンク光+Y!mobileが「家族4人」に最も刺さる3つの理由
結論を先に出す。家族でまとめて切り替えるなら、2026年現在ではソフトバンク光+Y!mobile(スマホ)の組み合わせが月額・初期特典の両面でトップになる。
理由1:ソフトバンク光の月額5,200円〜(フレッツから月1,000円削減)
フレッツ光からの乗り換えで月額が5,200円〜に下がる。これだけで年間12,000円の削減。
理由2:Y!mobileに切り替えるとスマホ代がさらに下がる
ソフトバンク光の「おうち割光セット」は、Y!mobileスマホ1台につき最大1,188円/月の割引。3台なら最大3,564円/月の追加削減になる。家族でまとめて乗り換えるほど効いてくる仕組みだ。
理由3:乗り換えキャッシュバック最大40,000円+工事費実質無料
2026年4月時点の公式キャンペーンによると、ソフトバンク光への乗り換えでキャッシュバック最大40,000円が受け取れる。工事費は実質無料。このキャンペーンがいつ終わるかは明示されていないため、確認は早い方がいい。
月額5,200円・CB最大40,000円・工事費実質無料。この条件を今すぐ公式で確認してほしい。
格安光回線・格安スマホ 比較表(家族4人モデル)
| サービス | 月額(光+スマホ3台) | 主な特典 | おすすめ度 |
|—|—|—|—|
| ソフトバンク光+Y!mobile×3 | 約20,200円 | CB最大40,000円・工事費実質無料・セット割最大3,564円/月 | ★★★★★ |
| フレッツ光+大手キャリア(現状) | 約30,200円 | なし | ★★ |
| au光+UQmobile×3 | 約21,500円 | auスマホとのセット割 | ★★★★ |
| NURO光+格安SIM×3 | 約22,000円 | 回線速度が速い・エリア制限あり | ★★★ |
家族でスマホと光回線をまとめて切り替える場合、ソフトバンク光+Y!mobileの組み合わせが月額・特典の両面でトップになる。この中でCBが最も厚いのはソフトバンク光一択だ。
「キャッシュバック40,000円」の正直なデメリットを書く
推薦しておいて言いにくいが、ここは正直に書く。
受取は開通から約8〜10ヶ月後
CBは開通後すぐに振り込まれるわけではない。申請期限を過ぎると自動的に失効する。俺は申し込み完了後すぐに、カレンダーに「CB申請期限」と入力した。
申請方法は代理店によって異なる
公式サイト経由か代理店経由かで申請フローが変わる。申し込み完了後に届くメールを必ず保存しておくこと。「自動でもらえる」と思っていると消える。
工事の立会いが必要(平日が基本)
光ファイバー配線の工事は訪問型で、平日の午前か午後を選ぶ形が多い。俺は有休を半日使った。
Y!mobileへの乗り換えは別手続き
光回線とスマホの申し込みは別々になる。2つの手続きを混同しないよう、別々に管理するのがコツだ。
これらを把握した上で申し込めば、失敗はほとんどない。
機会損失の計算:今月動かないと年間いくら損するか
俺の実際の数字で計算する。
| 項目 | 現在(乗換前) | 乗換後(ソフトバンク光+Y!mobile) |
|—|—|—|
| 光回線 | 6,200円/月 | 5,200円/月 |
| スマホ3台 | 24,000円/月 | 約15,000円/月(Y!mobile+セット割後) |
| 月合計 | 30,200円 | 20,200円 |
| 月間削減 | — | △10,000円 |
| 年間削減 | — | △120,000円 |
| 初年度(CB40,000円込み) | — | △160,000円 |
今のフレッツ光のまま1年間放置すると、キャッシュバック40,000円を含めて約16万円を受け取り損ねる計算になる。
2026年も既に4月。今年中に動かなければ、次のキャンペーンまで待つことになる。
読者の声:Y!mobileは電波が弱いって本当?地方でも問題ない?
回答:本当ではない。Y!mobileはSoftBankの正規回線を使うサブブランドだ。
格安SIMの多くはMVNO(仮想移動体通信事業者)といって、大手の回線を間借りする形式だ。昼休みや夕方に速度が落ちるのはその影響で、格安SIM全般の弱点と言える。
ただしY!mobileはMVNOではなく、SoftBankのサブブランド。回線はSoftBankそのものを使う。松本市内での体感は大手キャリアとほぼ変わらない。山間部ではSoftBankの電波域の問題は出るが、それはau・docomoでも同様だ。
読者の声:中学生のスマホも格安SIMにできる?
回答:できる。うちの長男(中1)は今Y!mobileのシンプルSプランで使っている。
月額は2,178円(税込)。フィルタリングサービス(あんしんフィルター for Y!mobile)も標準対応している。大手キャリアで7,700円払っていたのが2,178円になった。月5,522円、年間66,264円の削減だ。
端末はSIMフリーかどうか確認が必要だが、最近の端末はほぼ対応している。Y!mobileの公式サイトで「IMEI確認」ができるので、申し込み前に確認するだけでいい。
節約した月10,000円をどこに回すか(SBI証券・楽天証券・DMM CFDの話)
通信費が月10,000円浮いた。長男の塾代2.8万円の3分の1は、通信費の削減だけでカバーできた計算になる。
残りの課題は残るが、「浮いたお金をどう動かすか」も考え始めた。
正直に言うと、SBI証券と楽天証券の新NISA口座を比較した。2026年時点で新NISA(成長投資枠+つみたて投資枠)の年間非課税上限は360万円(金融庁・2026年制度情報)。SBI証券と楽天証券を比較した場合、口座開設・維持費はどちらも無料で、手数料体系も拮抗している。楽天証券はポイント連携の使い勝手がよく、SBI証券は投信ラインナップの広さが強みだ。長期積立目的ならどちらを選んでも大差ない、というのが今の俺の結論だ。
一方で、余力資金の一部はDMM CFDで短期運用している。全銘柄の取引手数料が0円で、入金後すぐに試せる。節約で浮いた分の一部を「試しに動かしてみる」感覚で使い始めた。NISAの長期積立と組み合わせて使うのが俺のやり方だ。
※CFDは元本割れリスクがある。余裕資金の範囲で使うこと。
読者の声:乗り換え手続きは複雑?自分1人でできる?
回答:できる。俺は平日夜1時間でほぼ完了した。
ソフトバンク光はオンライン申し込みで完結する。必要なのは現在の光回線の契約情報(料金明細に書いてある)、支払いに使うクレジットカード、スマホだけだ。
MNP転出(今のキャリアからの番号持ち出し)は、各キャリアのアプリかWebで10分程度。工事は後日・立会いありだが、それ以外はすべてスマホで完結する。「難しそう」という印象があったが、実際にやってみると拍子抜けするほど簡単だった。
あなたが今日やること
このページを閉じて何もしなければ、来月も月30,200円の通信費を払い続けることになる。
長男が「塾行きたい」と言った夜の10分間があったから、俺は動けた。読んでいるあなたにも、何かそういう夜があったはずだ。
今日やること:
1. 下のリンクからソフトバンク光の公式サイトを開く(30秒)
2. 現在の光回線名・スマホ台数を入力して月額を確認(3分)
3. キャンペーン詳細を確認する(申し込み義務なし・無料)
月額5,200円・工事費実質無料・CB最大40,000円。2026年4月時点のキャンペーンがいつ終わるかは分からない。確認だけでも今日中にやってほしい。
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