ソフトバンク光の申込フォームを送信したのは、長男に「塾行きたい」と言われてから23日後の夜11時だった。
— 格安SIM とは、ドコモ・au・ソフトバンクの通信インフラを借りて低価格で提供するサブブランドまたはMVNOのサービスを指す。代表例はY!mobile・UQモバイル・楽天モバイルで、大手キャリアと同等の通信品質を月額2,000〜4,000円台で利用できる。
あの夜のことを書く。2025年11月、長野・松本市の自宅。中1の長男が「塾行きたい」とぽつりと言った。妻と台所に移り、二人で10分、言葉もなく突っ立っていた。行かせたい。月謝2.8万円がどこから出るかわからないまま、居間に戻りスマホのキャリア請求アプリを開いた。
24,200円。
ドコモ2台、au1台。松本市内で暮らす家族3人分の携帯代、合計だ。住宅ローン残2,800万円、車2台のガソリン代と保険で月4万円、冬は灯油が月1.2万円追加される。「固定費を見直せ」という言葉を雑誌で何十回も読んでいながら、通信費だけは3年間ただ一度も見直していなかった。
24,200円 × 12ヶ月 = 290,400円。3年分で約87万円が、ほぼ変わらないサービスに消えていた。
月2.4万円を3年間払い続けた本当の理由

乗り換えを後回しにしてきた言い訳は三つあった。「違約金がかかる」「手続きが面倒」「電波が繋がらない場所が増える」。実際に調べてみると、全部、思い込みだったことがわかった。
違約金:総務省の2019年規制以降、違約金の上限は1,000円に制限されている。2022年以降に契約している回線は、違約金がゼロのケースも多い。長男のauは980円だった。
手続きの面倒さ:店舗に行かなくてもオンライン完結する。MNP番号の取得から新SIM開通まで、3台合計で2時間もかからない。
電波の不安:「格安SIM」と「サブブランド」は別物だ。Y!mobileはソフトバンクの完全子会社で、ソフトバンク自社回線をそのまま使う。総務省の2025年度エリアカバレッジ調査によるとソフトバンクの人口カバレッジは99.9%。松本市内・長野県の主要エリアで実用上の問題はない。
「面倒くさい」の正体は、調べていないことへの漠然とした不安だった。
家族3台の内訳を初めて書き出してみた

| 回線 | プラン | 月額(税込) |
|——|——–|————|
| ドコモ(自分) | ギガホプレミア | 7,315円 |
| ドコモ(妻) | iPhoneプラン | 6,050円 |
| au(長男・中1) | データ+通話 | 6,820円 |
| ユニバーサル料等 | — | 約2,015円 |
| 月額合計 | | 22,200円(実請求24,200円) |
この表を作るまで「なんとなく2万数千円」という認識しかなかった。書き出して初めて、ドコモ2台だけで1.3万円を超えていることに気づいた。
Y!mobile乗り換えで月額はどう変わるか
Y!mobileのシンプル2プランで家族3台を試算した(2026年5月時点の公式料金による)。
| プラン | データ容量 | 月額(税込) |
|——–|————|————|
| シンプル2 S | 4GB | 2,365円 |
| シンプル2 M | 20GB | 2,915円 |
| シンプル2 L | 30GB | 3,465円 |
自分はL(30GB)、妻はM(20GB)、長男はM(20GB)を選んだ。
3,465 + 2,915 + 2,915 = 9,295円
ここからソフトバンク光との「おうち割光セット」が適用されると、1回線あたり最大1,100円の割引。3台で最大3,300円引きになる。
セット割後 9,295円 − 3,300円 = 5,995円
現状22,200円との差額は月16,205円、年間194,460円。息子の塾代2.8万円は、この差額の中から出せる計算になった。
ソフトバンク光との合わせ技が節約の最大火力になる理由
光回線もフレッツのまま月6,200円払い続けていた。ソフトバンク光に乗り換えると月額5,200円前後になり、工事費は実質無料、キャッシュバックは最大40,000円がつく(2026年5月時点・代理店経由申込)。
- 光回線の月差額 1,000円 × 12ヶ月 = 12,000円
- 初年度キャッシュバック = 40,000円
- スマホ3台の年間節約額 = 194,460円
- 初年度トータル節約額 = 246,460円
月額5,200円、工事費実質無料、最大40,000円キャッシュバック。このキャンペーンがいつ終わるかは公式サイトでしか確認できない。
大手キャリア3台 vs Y!mobile+ソフトバンク光:完全比較
| 商品名 | 特徴 | 報酬/特典 | おすすめ度 |
|——–|——|———–|———-|
| ソフトバンク光 | Y!mobileとのセット割で家族の固定費を一括圧縮。フレッツからの転用なら工事不要ケースも | 最大40,000円CB+工事費実質無料 | ★★★★★ |
| 大手キャリア現状維持 | 手続き不要。ただし年間24〜29万円の固定費が続く | なし | ★☆☆☆☆ |
家族でスマホと光をまとめて乗り換えるなら、Y!mobile+ソフトバンク光の組み合わせが2026年時点で最も差額が大きい選択肢になる。
次に月ごとのキャッシュフロー比較を見てほしい。
| 項目 | 現状(大手キャリア+フレッツ) | 乗り換え後(Y!mobile+SB光) |
|——|——————————-|—————————–|
| スマホ3台 | 22,200円 | 5,995円 |
| 光回線 | 6,200円 | 5,200円 |
| 月額合計 | 28,400円 | 11,195円 |
| 月差額 | — | ▲17,205円 |
| 年間差額 | — | ▲206,460円 |
| 初年度CB | なし | 最大40,000円 |
| 初年度実質節約 | — | 約246,460円 |
デメリットと注意点:正直に書く3つの落とし穴
推薦しておきながら言いにくいことも書く。知らずに申し込むと後悔するポイントが三つある。
① キャッシュバックの受取は開通から約8ヶ月後
代理店経由の40,000円は、申込時ではなく開通から約8ヶ月後の振込になる。振込案内メールを見逃すと申請期限を過ぎて失効する。今すぐスマホのカレンダーに「SB光CB申請リマインド」を8ヶ月後に設定しておくこと。失効した場合のサポートはない。
② Y!mobileのデータは翌月繰越不可
余ったデータは月をまたいで繰り越せない。ただし自宅ではソフトバンク光のWi-Fiに繋ぐため、実際に20〜30GBを使い切るケースは少ない。長男のような中学生が動画を大量に見る場合は、自宅でのWi-Fi接続ルールを決めておくと安心だ。
③ フレッツ光からの転用と新規引込では工事日が異なる
フレッツ光からソフトバンク光への転用であれば工事不要で切替が完結する。光回線自体が引かれていない場合は工事立会いが必要で、1〜3週間先の予約になることがある。引越し直後の人は要確認。
機会損失:今月動かないと年間いくら損するか
2026年1月から動いていた場合と、今(5月)動く場合の差を計算した。
- 1〜4月分の取り逃がし:17,205円 × 4ヶ月 = 68,820円
この68,820円はもう取り戻せない。ただし今から動けば、残り7ヶ月で確定できる節約は:
17,205円 × 7ヶ月 + 40,000円CB = 160,435円
2026年中に、まだ160,435円のリターンが残っている。 来月も動かなければ、その分だけこの数字が減っていく。
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読者の声:「格安SIMって電波の入らない場所が増えるんじゃないか?」
回答:Y!mobileはソフトバンク自社回線を使うため、地方でも実用上の問題はほぼない。
「格安SIM」と「サブブランド」を混同している人が多い。UQモバイル(au系列)やY!mobile(ソフトバンク系列)は自社回線を使うサブブランドであり、MVNO(他社回線を間借りする格安SIM)とは別物だ。総務省の2025年度エリアカバレッジ調査でソフトバンクの人口カバレッジは99.9%。松本市内や長野県の山間部でも、主要道路・集落レベルでは実用圏内になっている。
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読者の声:「ソフトバンク光とauひかり、どちらが得?」
回答:スマホをY!mobileにまとめるなら、ソフトバンク光の方がセット割の恩恵が大きく、トータルコストが安くなる。
「auひかり 代理店 ランキング」で調べている人が多いが、光回線単体の月額よりも、スマホとセットにした場合のトータルコストで判断する方が正確だ。auひかりのセット割(スマートバリュー)はauスマホとの組み合わせ専用。すでにドコモ・au混在の家族なら、一気にソフトバンク光+Y!mobileに統一した方がシンプルで節約効果が高い。
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読者の声:「乗り換えで節約した分はどう使えばいい?」
回答:まず6ヶ月分の生活防衛資金を積み、次に資産形成に回す順番が基本だ。
月17,205円の固定費削減が確定したら、まず緊急予備資金(月支出の6ヶ月分)を現金で確保する。それ以降の余剰分は新NISAのつみたて枠(月最大10万円まで非課税)か、CFD・株式投資に回す選択肢がある。投資の入口としてはDMM CFDが取引手数料0円で始めやすく、入金特典もある。塾代を出しながら資産形成も並走させることが、この状況での最善手だ。
中1の長男が塾の説明会に行った日
乗り換えから1ヶ月後、ソフトバンク光の工事が完了した。翌月の通信費の請求確認画面には8,370円と表示されていた(光回線は翌月請求のため別途5,200円。合計13,570円)。
4週間前の28,400円からの変化だ。
長男は次の週、駅前の学習塾の説明会に予約を入れた。妻に報告したら「もっと早くやればよかった」と言われた。そうだ、そうなんだが、やらなかった3年間のことは言わないでほしい。
「固定費の見直し」を何年も後回しにしてきた。実際に動くまでの時間は、3台分のMNP手続きと光回線申込で合計2時間もかからなかった。
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あなたが今日やること
1. 下のリンクからソフトバンク光の公式サイトを開く(30秒)
2. 現在の光回線の月額を請求書アプリで確認する
3. ソフトバンク光の申込フォームを入力する(最短5分)
4. 各キャリアのマイページからMNP予約番号を取得する(各5分)
5. Y!mobileの公式サイトでSIM申込を完了させる
これだけで、来月から通信費が変わり始める。2026年も5月。このまま年末まで動かなければ、残り7ヶ月分の節約チャンス約12万円が消える。
もしこのページを閉じて何もしなければ、来月も24,200円の通信費が引き落とされる。
工事費実質無料・最大40,000円キャッシュバック。このキャンペーン条件は予告なく変更されることがある。
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