12月の第2木曜日、夜11時すぎ。長野の自宅リビングで通帳の残高を確認した。残高は82,300円。来月の住宅ローンの引落は87,000円。4,700円足りない。
妻は週2のパートで月8万を稼いでいる。石油ファンヒーターが唸っていた。この月の灯油代はすでに18,000円を超えていた。子どもは中1と小4、もう寝ている。車のローンはないが、2台分のガソリン代と保険で毎月40,000円が消える。
So-net光という名前を初めて意識したのはこの夜だった。今のフレッツ光の月額が6,200円。「auひかりに変えれば安くなるのか」と検索した。
― So-net光(auひかり)とは、KDDI回線を利用したNTTフレッツ光の代替サービスであり、So-netがプロバイダとして提供する光インターネット接続を指す。 戸建てプランとマンションプランで月額が異なり、キャッシュバックの条件も申込代理店によって変わる。
住宅ローン2800万と、崩せない固定費の壁

我が家の固定費を全部並べると吐き気がする。
これで合計20万を軽く超える。妻のパート代8万を足した世帯の手取りはおよそ38万だとして、固定費と食費で7割が消える。同僚が「うちの会社、来年のボーナスがゼロかもしれない」と囁いたのは去年の秋だった。自分の会社でもすでに前年比2割減が確定していた。
削れる固定費を探すしかなかった。真っ先に目がいったのが光回線だった。フレッツ光のまま8年が経っていた。
So-net光(auひかり)を選んだ理由と、最初の違和感

検索すると「So-net光は確定率100%」「申込後の取消が少ない安定案件」という情報が目についた。確定率とは、申し込んで開通まで至る割合のことだ。高いほど「申込んだのに何かの理由でキャンセルになる」リスクが低い。
決め手は「開通後に高額キャッシュバック」という一文だった。初期費用ゼロで乗り換えられて、後でお金が戻ってくる——残高82,000円台の冬の自分には、これ以外の言葉が届かなかった。申込は1月の上旬に完了した。
違和感が来たのは、工事日程の連絡が来てからだった。
「auひかりの工事は、お住まいの地域によって2ヶ月程度お待ちいただく場合があります」
長野の戸建て。1月申込で、開通は3月下旬。冬の間はフレッツ光のまま使い続けて、キャッシュバックは開通後のため受取はさらに先になる。「固定費を今月から削れる」と思って申し込んだ自分の見通しは甘かった。
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速度は本当に落ちるのか、測定値を正直に書く
3月27日に工事が完了した。その夜、速度測定アプリで計測した:
フレッツ光のときは下り280〜300Mbpsが出ていた。誤差の範囲とも言えるが、体感として夜20時以降に動画がたまにカクつくようになった。中1の子が月に数回オンライン補講を受ける。小4の子はYouTubeを毎日見ている。ゲームはNintendo Switchでたまにオンライン対戦をしている。
auひかりはベストエフォート型のサービスであり、最大速度は理論値であって保証されない。 総務省「電気通信サービスの利用状況等に関する調査(令和6年度)」によると、光回線の実効速度は契約速度の50〜70%程度が一般的とされている。速度面では「大きく遅くなった」というより「フレッツ光と互角かやや劣る」という印象で、4K動画の連続視聴が数台同時になると若干のバッファリングが起きる程度だった。
マンション住まいの場合、集合住宅特有の回線共有で夜間の速度低下がより顕著になるケースもある。戸建て専用線であれば安定しやすいが、それでも地域の局からの距離によって実効速度は変わる。
読者の声:キャッシュバックって本当に振り込まれるの?
Q:So-net光のキャッシュバックは条件を満たせば確実に受け取れますか?
A:条件を全部満たせば受け取れる。ただし、申請期限の見落としで消滅するリスクがある。
So-net光(auひかり)のキャッシュバックは、開通後に一定期間(代理店によっては6ヶ月〜1年以上)の継続利用を条件とした上で、指定のフォームから申請する形式が多い。申請フォームのURLはメールで届く。
自分の場合、そのメールが迷惑メールフォルダに振り分けられていた。気づいたのは申請期限まであと2日というタイミングだった。冷や汗をかきながらフォームを送信し、翌月に振込を確認した。もし気づいていなければそのまま消えていた金額だ。
申込後は代理店からのメールを必ず受信トレイ・迷惑メール両方で確認する習慣をつけること。スマートフォンに「キャッシュバック申請期限」のリマインダーを開通日から設定しておくことを強く勧める。
読者の声:工事当日はネットが完全に使えなくなる?
Q:フレッツ光からSo-net光(auひかり)に切り替える際、ネットが途切れる時間はどのくらいですか?
A:工事当日の2〜3時間、完全に切断される。テレワーク・オンライン学習の日は避けること。
工事当日は午前10時から12時半まで、ネット接続が完全に途切れた。その日は週1のリモートワーク対応日だった。ノートパソコンをdocomoのスマートフォンでテザリングして凌いだが、残データは5GBのところ3GBを工事当日だけで消費した。
長野在住で冬場にリモートワークが多い家庭、または子どものオンライン学習がある家庭は、工事日のスケジュール調整を申込と同時に考えておくべきだ。工事日は選べるが、地域によっては希望日から2週間以上先になることもある。
中盤の結論:So-net光は「向いている人」と「向いていない人」が明確
ここで一度整理する。
So-net光(auひかり)は、確定率の高さとキャッシュバックの安定感で選ばれる光回線だ。 ただし、戸建て・地方在住・工事待ちが長期化しやすい地域では開通まで2ヶ月前後を見込む必要がある。速度はフレッツ光より若干落ちる場合があり、夜間の混雑時間帯に影響が出やすい。キャッシュバックの申請を見落とすと消滅する。
向いているのは:携帯をau・UQ mobileで使っている家庭(セット割の恩恵が大きい)、初期費用を抑えて乗り換えたい家庭、開通まで2ヶ月待てる余裕がある家庭。
向いていないのは:SoftBank・Y!mobileユーザー(ソフトバンク光との比較を先にすべき)、速度の安定性を最優先にしたい家庭、今月すぐ固定費を削りたい状況の家庭。
ソフトバンク光と比較して、どちらが得だったか
So-net光を申し込む直前、2時間かけてソフトバンク光とも比較した。
ソフトバンク光の強みは三点ある。 一つ目、キャッシュバック最大40,000円+工事費実質無料という初期コストの低さ。二つ目、SoftBankまたはY!mobileの携帯ユーザーはセット割が適用されて月額が下がる。三つ目、代理店(アウンカンパニー)経由の申込で特典が厚い。
我が家の携帯3台は全員docomoだった。だからソフトバンクのセット割は一切使えなかった。この一点でソフトバンク光を除外した。
もし今後携帯をY!mobileに乗り換える計画があるなら、ソフトバンク光とのセット割を先にシミュレーションしてから光回線を選ぶべきだ。 我が家は携帯との組み合わせを先に考えなかったために、もう少し有利な選択ができたかもしれない。光回線と携帯のセット割は月額にして500〜1,000円以上の差になるケースがある。年間では6,000〜12,000円だ。
読者の声:固定費を削った後、SBI証券と楽天証券どちらでNISAを始めるべき?
Q:光回線や携帯の固定費を削った後の余剰資金で新NISAを始めたい。SBI証券と楽天証券、2026年版でどちらが得ですか?
A:楽天経済圏を使っている人は楽天証券、それ以外の人はSBI証券が選びやすい。両方とも口座維持費・取引手数料はゼロ。
So-net光への乗り換えで月額が約1,100円下がり、その後格安SIMへの切り替えで家族3台の携帯代が月9,800円削れた。合計約11,000円の固定費削減が確定した時点で、この余剰を投資に回す計画を立てた。
sbi証券 楽天証券 nisa 比較 2026という観点では、以下が主な違いになる:
どちらの証券口座も、口座開設・維持費・投資信託の売買手数料はゼロだ。楽天 vs sbi 新nisa 比較 2026という問いに対する答えは、経済圏の使い分けと積立カードの相性で選ぶのが現実的だ。本記事の主軸は光回線のため詳細は別途確認してほしいが、固定費削減と資産形成はセットで考えることを勧める。
固定費を削った先で、DMM CFDという選択肢が見えてきた
42歳で住宅ローン残2800万円。ボーナスが来年ゼロになるかもしれない状況で、月々の余剰資金で何ができるかを考えた。つみたて型の新NISAと並行して、より機動的に動かせる手段として目についたのがDMM CFDだった。
DMM CFDは全銘柄の取引手数料が0円で、金・原油・外国株インデックスなどを少額から扱える差金決済取引サービスだ。 入金特典もあり、レバレッジを使った取引に興味がある人にとっては試しやすい入口になる。
ただし、CFDはレバレッジ取引であり、相場の動きによっては元本を上回る損失が発生するリスクがある。「必ず儲かる」商品ではない。 住宅ローンの返済が残っている状況で無理な額を投じることは勧めない。まず公式サイトでリスクの説明を読み、自分の許容範囲を確認してから判断してほしい。
So-net光に乗り換えて6ヶ月が経った今の正直な評価
開通から半年が経った。
月額は、フレッツ光の6,200円からSo-net光の5,100円に下がった。年間13,200円の節約。 工事は2ヶ月かかった。速度は夜間に若干落ちる。キャッシュバックは申請期限ギリギリで受け取れた。
総合評価:「悪くないが、申込前に確認すべき条件が多い光回線」。確定率100%という安定感は本物で、開通後に突然キャンセルされる事態は起きていない。
So-net光を今から検討しているなら、申込前にこの3点を確認してほしい:
1. 工事完了までのスケジュール(地域によっては2ヶ月以上かかる。今月から削りたいなら間に合わない)
2. キャッシュバックの申請方法と期限(代理店からのメールを迷惑メールフォルダも含めて必ず確認し、リマインダーをセット)
3. 携帯回線との組み合わせ(SoftBank・Y!mobileユーザーはソフトバンク光のセット割を先に計算する)
3番の条件でソフトバンク光が有利になるなら、そちらを選んだ方がいい。キャッシュバック最大40,000円+工事費実質無料の条件は、初期費用が気になる家庭には大きな差になる。携帯がdocomoで当面変える予定がないなら、So-net光は現実的な選択肢だ。
まず公式サイトで自分の住所が対応エリアかどうか確認して、工事の目安期間を問い合わせるところから始めてほしい。


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