「月1万円のNISAじゃ老後は無理だ」と気づいた31歳SES会社員が副業で最初に動いた話【2026年】

投資・資産運用

2025年10月の深夜1時、俺はスマホのNISA画面を閉じて、天井を見ていた。

つみたてNISA、月1万円。それが去年の4月から続けていることの全部だ。年収430万円、手取りで月27万円ちょっと。SES(システムエンジニアリングサービス)の会社に勤めて、クライアント先に常駐する毎日。残業は月30時間前後。IT系と言えば聞こえはいいが、やっていることはシステムの保守と軽い改修で、スキルが外で売れるかと聞かれると微妙だ。

老後2000万円問題の記事を読んだのは、その週の水曜日だった。計算した。月1万円、年利3%複利で30年積み立てると、だいたい583万円。老後に必要な2000万円まで、あと1417万円足りない。

寝れなかった。その夜と、もう1回、同じ計算をし直した翌週の夜と、合計2回。

月1万円のNISAで老後が救われると、本気で思っていた

NISAを始めたとき、正直「老後の準備を始めた俺、偉い」という気持ちだった。楽天証券でオール・カントリーを月1万円。手続きは30分、あとは放置。それで十分だと思っていた。

でも数字を真剣に見ると、月1万円じゃ話にならない。仮に月3万円に増やしても、年利3%で30年後で約1750万円。まだ250万円足りない。

俺の親は父が60歳、母が62歳。二人とも年金だけでは足りないという話をたまに聞く。親の老後の費用が何割か俺にかかってくる可能性を考えると、自分の老後2000万円どころじゃない。

副業をやるしかない、と思ったのはそのときだ。

ただ、「副業 始め方 会社員 初心者 おすすめ 2026」でGoogle検索して出てくる記事の大半が「ブログ」「YouTube」「クラウドソーシングのライター」で始まっている。残業30時間で疲れた夜に、さらにコンテンツを作り続ける体力は正直ない。時間は夜と土日にあるが、疲労度の問題だ。

SBI証券と楽天証券、2026年NISAどちらで始めるべきか

副業として投資を始めるとき、まず通過する壁が口座選びだ。「sbi証券 楽天証券 比較 2026」「楽天証券 vs sbi証券 新nisa 比較 2026」を検索すると大量の記事が出てくるが、どれもポイント論争になっていて本質が見えない。

俺が実際に両方を使って出した結論を書く。

楽天証券の強みと2026年の実態

楽天証券の最大の強みは「楽天カード積立」だ。楽天カードで月最大10万円まで積立投資をすれば、0.5〜1%の楽天ポイントが付与される。楽天市場で毎月使う金額が多い人なら、SPU(スーパーポイントアッププログラム)と組み合わせて経済圏の恩恵を最大化できる。

UIは直感的で、初心者が最初のNISA設定をする敷居の低さは楽天証券が一歩上だと感じた。楽天証券 メリット デメリット 2026で調べると分かるが、デメリットはクレカ積立の還元率上限がSBI証券の一部プランより低いケースがあることだ。

SBI証券の強みと2026年の実態

SBI証券の強みは取扱銘柄の多さと三井住友カード(NLカード・ゴールドNLカード・プラチナプリファード)との組み合わせだ。「sbi証券 楽天証券 比較 手数料 nisa 2026」で調べると分かるが、どちらも国内株・投資信託のNISA売買手数料は実質無料に揃っている。手数料だけで比較する意味は2026年現在ほぼない。

SBI証券が優位なのは、クレカ積立の還元率だ。プラチナプリファードを使えば年間100万円修行を兼ねて2%還元が得られる。月3万円の積立なら年間720ポイントの差だが、月10万円なら年間2,400ポイント、10年で24,000ポイント以上の差になる。

楽天証券 vs SBI証券、2026年の結論

俺の答えは「両方開設する」だ。楽天証券でつみたてNISA(オール・カントリー月3万円)、SBI証券は個別株や新規上場株(IPO)の研究用に使い分けた。どちらも口座開設は無料で、使わなければコストはゼロ。片方だけを選ぶ理由がない。

ただし、この比較で一番大事なことを言う。NISAをどちらで始めても、月3万円の積立だけでは老後の資金問題は解決しない。口座選びに時間をかけた分、本質的な問題から目が離れる。

NISAだけでは届かない、という計算を受け入れるまで

NISAの積立を月1万円から月3万円に増やした。それでも前述の通り、30年後で約1750万円。老後に必要な額には届かない。

手取り27万円から毎月の生活費を引くと、副業に回せる「余力」は月3〜4万円程度だ。この金額の範囲で、残業後の疲れた夜でも続けられる副業を考えた。

  • ブログ・アフィリエイト: 月3〜4万円の収益まで最低1〜2年。記事を100本書かないと話にならない
  • クラウドソーシングのライター: 単価が低く、月3万円のために週20時間は消える。本業と逆転する
  • YouTube: チャンネル登録1,000人まで収益化できない。期間が読めない
  • せどり・転売: 初期在庫費用と時間的コストが高く、失敗リスクも資本を食う
  • 残った選択肢が、投資系の副業だった。

    残業30時間でも続けられる副業として、FXを選んだ根拠

    FXは「ギャンブル」という言われ方をする。確かにレバレッジを最大限かければそうなる。ただ、構造を理解した上で使えば、他の副業にはない特性がある。

    時間と収益が直結しない: ライターは書いた時間だけ稼げる。FXは仕込んで待つことができる。深夜1時に疲れていても、ポジションは動いている。

    初期資金が少なくていい: 1万円から取引できる。損切りラインを決めておけば、1回の取引で大きく溶かす構造にはならない。

    スキルが蓄積する: 3ヶ月経つと相場の読み方、ニュースの見方、損切りの判断が変わる。時間をかけた分だけ資産になる。

    俺が決めたルールは「余剰資金のみ」「レバレッジ1〜3倍で始める」「損切りラインを入る前に決める」の3点だ。これを守れば、生活費を溶かす構造上の危険はない。

    DMM FXを最初に開いた理由

    「副業 FX 初心者 口座 おすすめ 2026」で調べたとき、必ず上位に出てくるのがDMM FXだ。

    俺がDMM FXを選んだのはスプレッドの狭さとアプリの完成度だ。SBI FXトレード、GMOクリック証券、DMM FXを比較したとき、DMM FXのスマホアプリの使い心地が段違いだった。ポジションの確認、損切り設定の変更、チャートのタイムフレーム切り替え、すべてがワンタップに近い距離にある。

    使いにくいツールでFXを始めると、チャートを見る習慣がつく前に辞める。それが副業としてFXを続けられるかどうかの最大の分岐点だと今は思う。

    2026年4月時点の公式情報によれば、新規口座開設+取引条件達成で最大55,000円のキャッシュバックがある。初期の取引コストを実質的に相殺できる水準だ。

    俺が最初に入れた資金は3万円。最初の1ヶ月はほぼデモトレードと並行して動かした。損益はマイナス1,200円だったが、それより「相場がどう動くかを毎日確認する習慣」がついたことのほうが大きかった。

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    DMM CFDという、もうひとつの入り口

    FXを始めてから2ヶ月後に調べたのがCFD(差金決済取引)だ。

    FXが通貨ペア(ドル円、ユーロ円など)の価格差で稼ぐのに対し、CFDは日経225、S&P500、ナスダック100、ゴールド、原油など幅広い銘柄を同じ仕組みで取引できる。

    DMM CFDは全銘柄の取引手数料が0円(2026年4月時点の公式情報による)。日本株の動向を日頃から気にしている会社員には、日経225先物CFDが入り口として親しみやすい。NISAでオール・カントリーを積み立てながら、短期のCFDでポジションを取る組み合わせも可能だ。

    俺はDMM FXと口座を分けて使っている。FXはドル円中心、CFDは日経225の短期トレードに使う形で役割を分けた。

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    副業を動かした順番と、半年後の変化

    実際に動いた順番をそのまま書く。

    1. NISAを月1万円→月3万円に増額(楽天証券でオール・カントリー継続)
    2. SBI証券を追加開設(個別株・IPO研究用)
    3. DMM FX口座開設、初期資金3万円でスタート(2025年11月)
    4. 3ヶ月後にDMM CFDを追加

    動いた初期資金の合計は10万円以下だ。副業で最初から大きく張る必要はない。

    「老後が心配で眠れない」状態から変わったのは、動き始めてからだ。口座を開く前は、不安だけが積み上がっていた。口座を開いて3万円を入れた後は、「この3万円をどう動かすか」を考えることに頭が切り替わった。思考の向きが変わった。

    副業を始めるとき、一番のリスクは失敗することではなく、始めないまま1年が過ぎることだ。

    まず口座を開く。5分でできる。会社員が副業の最初の一手として動くなら、DMM FXの口座開設は現時点で最も現実的な選択肢だと思っている。キャッシュバック55,000円(2026年4月時点の公式情報による)は、始める理由として十分すぎる。

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